
「日本よ。恥を知れ」SNSで海外ファンが批判!森保ジャパンが若手主体の“Bチーム”で豪州に敗れたためインドネシアやサウジアラビアのW杯予選突破に影響を与える
平河をはじめ選手たちは奮闘した。しかし、守りを固める相手を崩せず、アジア最終予選史上で初めてとなる2試合連続の無得点に終わった。目標にW杯優勝を掲げているのであれば、消化試合だから結果は度外視していい、とはならない。
実際、豪州戦の結果を伝えるアジアサッカー連盟(AFC)の公式X(旧ツイッター)には、アジア各国のファンからこんな反応がポストされている。
「事実上『Cレベル』のチームを、まだ意味があり、真剣に臨むべき試合に送り込んだ日本代表監督の傲慢さには驚かされる」
「10日の試合ではインドネシア代表が日本に勝利し、歴史に名を刻むだろう。最終予選突破を決めた日本は、もう真剣になる必要がないからだ」
「日本にはいつもがっかりさせられる」
「日本のおかげで、インドネシアが最終予選突破を逃す結果となった」
「日本よ、恥を知れ」
同じ5日に行われた第9節の試合で、インドネシアは1-0で中国を振り切り、勝ち点を12に伸ばしながら、豪州の勝利で2位以内に入る可能性が消滅した。サウジアラビアも2-0で快勝し、豪州との勝ち点差3をキープしたが、得失点差の関係で最終戦の直接対決に大差で勝たなければ、サウジアラビアは、奇跡の逆転突破を果たすことができない。最後の「日本よ、恥を知れ」は、そのサウジアラビアからポストされたものだった。
何よりも公式戦で喫した黒星は、北中米大会の組み合わせを決める際の重要な役割を果たす、FIFAランキングに影響を及ぼすおそれもある。年間の活動が限られる代表戦を、中途半端に終わらせたツケが回ってこないことを願うばかりだ。
キャプテンの遠藤はW杯出場決定後に、目標に掲げるW杯優勝へ向けて「目の前の1試合、1試合の結果に一喜一憂しないことが大事」と語った。しかし、肝心の指揮官の采配が、本大会への不安を膨らませる皮肉な結果をもたらしたなかで、日本は10日にインドネシア代表とのアジア最終予選最終節(パナソニックスタジアム吹田)を迎える。