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大谷翔平がMVP受賞の瞬間に妻の真美子さんではなくデコピンにキスしたシーンが米SNSで波紋(写真:Creative 2/アフロ)
大谷翔平がMVP受賞の瞬間に妻の真美子さんではなくデコピンにキスしたシーンが米SNSで波紋(写真:Creative 2/アフロ)

え?米SNSの注目はそこ?大谷翔平がMVP受賞の瞬間に真美子夫人ではなくデコピンにキスしたシーンが波紋を呼ぶ…「妻より先なんて最悪だ」の声に日米の文化の違いを指摘する米メディアも

 同紙は「ナ・リーグMVPに選ばれた際に犬にキスをする姿を見たファンはやや困惑した様子だった」として以下のXへの投稿を紹介した。
「えー。大谷は真美子にキスすると思っていたのに(彼女も同じ考えだったはず)代わりにデコイにキスしたよ」
「大谷が犬にキスして妻にはしないって」
 また「あるファンはやや真剣な口調でこんな投稿した」として、「田中さんはこの4度のナ・リーグMVPと離婚すべきだ」との声を紹介した。
「大谷は本当に最悪だ。MVPを獲って妻より先に犬にキスするなんて。私なら離婚して、一泡吹かせるね」
 ただ同紙は、それらのSNSでの波紋をこうまとめて、大谷の受賞コメントを並べた。
「SNSでファンが騒いだこのシーンは、実際にはそこまで深刻なものではなさそうだ。デコイは過去にも大谷のMVP受賞の場に一緒にいたことがあるからだ」
 このSNSでの波紋の理由を的確に分析したのは、スポーツイラストレイテッド誌の「ザ・アスリートライフスタイル」だ。
 同誌は、今回の騒動を紹介した上で「日本ではキスや、公の場での愛情表現をしないのが文化的な慣習であることは覚えておくべきだ」と指摘した。 
 時代と共に徐々に愛情表現の仕方が変化はしているとはいえ、欧米とは違い、日本人に公衆の場で堂々とキスをして愛情表現する風習は一般的ではない。
 大谷はフィールドでは感情を爆発させるがそれ以外では、常に控えめで、派手な行動もビッグマウスも行わない。妻真美子さんへの感謝の気持ちは、生まれた長女と共に家族として愛しているデコピンへのキスという間接的な表現を通じて伝えたのだろう。
 同誌はこう記事をまとめている。
「見た目はどうであれ4度のMVPを誇る彼にとって素晴らしい夜だった。そして少なくともデコイは昨年のように走り去ることはなかった」
 米スポーツサイト「ファンサイデッド」は「ナ・リーグの大穴選手がMVP3連覇大谷の(4連覇を)阻むことはあるのか…現実的には不可能」という記事を掲載して、早くも4年連続のMVP獲得を確実なものとして予想している。これらのSNSの波紋を受けて来年のMVP受賞式で大谷がどんなアクションをするのか。今から注目だ。

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