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ドジャースは岡本和真獲得に動かなかった
ドジャースは岡本和真獲得に動かなかった

「岡本和真のブルージェイズ加入はドジャース王朝を揺るがす決定打にはならない」ド軍が獲得しなかった理由を米サイトが分析

ブルージェイズは、遊撃、二塁を守るボー・ビシェットがFAでその去就が不透明のため「ブルージェイズにとって、非常に魅力的な要素だ」とした。岡本は三塁で起用され、ワールドシリーズで三塁を主に任されたアーニー・クレメントが二塁へ、アンドレス・ヒメネスが二塁から遊撃に回ると見られている。
 同サイトは「ブルージェイズは2025年のワールドシリーズで、あとアウトひとつで優勝というところまで迫っていた。ディラン・シースと岡本を加えた今回の補強がなくても、2026年の優勝候補筆頭と評価されてもおかしくないチームではあった」とも称賛した。
 しかし、一方でこう辛口の見方を示した。
「連覇中のドジャースを倒せるかどうかは、ロースターをどこまで完成させられるかにかかっている。FA補強だけでは、どんな有力チームにも限界があることを、ブルージェイズは過去に痛いほど学んできた」
 MLB公式サイトは、岡本のブルージェイズ移籍を伝える記事の中で、単なる打撃力アップだけでなく、市場におけるプラス効果があることにも触れていた。
「岡本は日本市場におけるブルージェイズの存在感を一気に高める“大きな一手”だ。ブルージェイズは長年日本市場での足場作りを切望してきた。2年前の大谷翔平の獲得レースは、球界のみならず、世界中で大きな話題となったが、彼らはその後も一貫してアジア市場での存在感を高める努力を続け、まさに今回のような瞬間に備えて“地ならし”を進めてきた」
 暗に今後は、日本人スターの獲得をドジャースの独壇場にはさせない可能性が出てきたと示唆したのだ。
 だが、この効果に対しても同サイトはこう否定した。
「今後さらなる動きがあるかもしれないが、岡本を獲らなかったこと、あるいは獲得にすら動かなかったことは、国際市場におけるドジャースの影響力低下を意味するものではない。過剰反応は無用だ」
 そして記事をこうまとめた。
「ドジャースは連覇を果たしたチームの中核をほぼそのまま維持している。確かに全体としては1歳ずつ年を取ったが、最大の弱点だったブルペンを改善した。ディアスは健康であれば球界屈指のクローザーであり、今回のWBCで羽目を外しすぎなければ、開幕時にはドジャースの強力ブルペンの顔となるだろう」
 そして「仮にブルージェイズがカイル・タッカーを獲得し、ビシェットを引き留めたとしても構わない。ロス・アトキンスGMは心の底ではこの“ドラゴン=ドジャース”を倒すには総力戦が必要だということを分かっている。だからこそ、彼らは動いているのだ」と、皮肉を込めて記した。
 ドジャースとブルージェイズは、レギュラーシーズンでは交流戦のインターリーグで“前哨戦”を戦うくらいだが、果たして再びそれぞれが勝ち抜き、ワールドシリーズで顔を合わせることになるのか。

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