「本人も強い覚悟を持ってシーズンに臨むはず」メジャー断念の高橋光成が西武と再契約で「白紙」だった3.27開幕投手に急浮上?!
実際に侍ジャパンの井端弘和監督(50)は昨年末に、8人の投手を先行発表。ドジャースの大谷翔平(31)、エンゼルスの菊池雄星(34)、パドレスの松井裕樹(30)のMLB組に加えて、NPB組から選出された5人の中に平良も名を連ねていた。
これで平良の開幕投手は消え、開幕投手は白紙となっていたわけだが、メジャー移籍を断念した高橋の出戻りで、開幕投手候補として急浮上することになった。
西口監督は、2021年から3シーズン連続で開幕投手を務めた実績を持つ高橋が残留となった場合について「開幕候補に加わるのか」と質問され「もちろんそうですね」と答えていた。
契約の詳細に関して西武は明かしていないが、今季中に海外FA権を取得する見込みの高橋に対して米メディア「トレード・ルーマーズ」は「オプトアウト(契約解除)を盛り込んだ複数年契約を目指している」と報じた上で、さらに次のように続けていた。
「高橋がメジャーのスカウトたちの評価を大きく引き上げるには、2026年のNPBで“特に強烈なシーズン”を送る必要があるかもしれない。イニングをしっかり消化してオプトアウトを選択した場合、今オフは先発ローテーションの後半を担う投手、あるいは複数イニングを投げられる中継ぎとしてさらに注目を集める可能性がある」
もちろん高橋もメジャー移籍の夢を実現するためには、西武での2026年の結果が最重要となることは理解しているだろう。相当の気合を入れて望むものと考えられる。米サイト「トレード・ルーマーズ」が、「山本や今井のようにスイング&ミスを奪えるボールがない」と報じたメジャーの評価をどのようにして覆していくのか。まずは実力で開幕投手の座を勝ち取るところからスタートを切らねばならない。
西口監督は「相性とかもひょっとしたら考えつつも、あとはキャンプを見て良さそうなピッチャーで行くのか、といったところですね」と開幕投手の決定手順について説明していた。
3月27日の開幕戦の相手は敵地での千葉ロッテ。高橋は対ロッテに昨季2勝0敗、防御率1.44と抜群の相性の良さを示していた。
キャンプの出来がそこにプラスされれば、高橋が3年ぶりに大役を任されても不思議ではない。候補としては、隅田、武内、高橋の3人に絞られるだろう。ただ隅田もWBCに選ばれる可能性が残っていて西口監督が「キャンプを見て」との方針を示すのも無理はない。
いずれにしろ開幕投手「白紙」から、高橋が開幕候補の一人として急浮上してきたのは、西武にとって大朗報だ。

