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ウクライナ侵攻によりW杯からも除外されたロシアの国内ではイランに軍事攻撃した米国での開催に反発の声が高まっている(写真・ロイター/アフロ)
ウクライナ侵攻によりW杯からも除外されたロシアの国内ではイランに軍事攻撃した米国での開催に反発の声が高まっている(写真・ロイター/アフロ)

「イラン軍事攻撃の米国は100%排除。サッカーW杯はロシアで開催せよ!」ロシアで人気のある熱血実況アナが“暴論”!

 さらにこのロシアの有名スポーツコメンテーターは、「米国選手の排除の可能性?100%だ。米国人は、ネズミのように追い出されるだろう。世界は反対している。我々は、政治的決定を待っている。まもなく出るだろう。カースティー・コベントリー(IOC会長)はすでにペンを手に取り署名しようとしている」と続けた。
 前日には、現役時代の浅田真央氏を指導したことで知られるロシアフィギュアスケート界の重鎮コーチのタチアナ・タラソワ氏が、「IOCが米国の選手を出場停止にしないのは不公平です。なぜすべての責任を私たちが負わなければならないのか理解できません。まるで他の国々はどんな紛争にも関与していないかのようです。イスラエルを見てください。これは不公平です」と物議を醸す発言をしていた。
 グベルニエフ氏の発言を紹介した前出の「ソヴェツキー・スポルト」も「IOCは何の声明も出していない。FIFAも沈黙している。米国はワールドカップの出場国であるイランを爆撃しているのに、なぜFIFAは米国代表を失格にせず、試合を例えばカナダへ移さないのか。疑問は多いが、答えはほとんどない」と批判。
 その理由について、こう独自の見解を伝えた。
「IOCの主要スポンサーは何らかの形で米国と結びついている。そのためIOC会長は極めて慎重に発言せねばならず組織がスポンサー資金を失わないよう配慮する必要がある。FIFAにとっても米国市場は非常に重要で米国でサッカーはまだ最も人気のあるスポーツではないが、今回の大会によって状況が変わる可能性がある。これはFIFAにとって莫大な経済的利益を意味する。そのためFIFAの会長は米国当局との関係を損なうつもりはない。それは組織にとって極めて不利だからだ」
 同メディアは「イランは、ワールドカップ参加辞退の報道を公式に否定している」とした上で、「果たして米国とイランがスタジアムで対戦することになるのだろうか」との問いかけで記事をしめくくっている。
 米国のイランへの軍事攻撃とイランの周辺国への報復攻撃により中東は大混乱に陥り、関係国の空港が閉鎖されるなど国際大会の開催にも重大な影響を及ぼしている。スポーツ界への波紋はまだまだ広がりそうだ。

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