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イタリアを破って米国との決勝進出を決めたベネズエラ代表がロッカー内で「ピザを食った!」と大騒ぎして物議を醸す(写真・AP/アフロ)
イタリアを破って米国との決勝進出を決めたベネズエラ代表がロッカー内で「ピザを食った!」と大騒ぎして物議を醸す(写真・AP/アフロ)

またベネズエラが暴走?「反省の色なし」米国とのWBC決勝進出を決めた選手がロッカーで「ピザを食ったぞ!」と今度は全員で大合唱の大騒ぎ…SNSで「敬意を示せ」と物議醸す

 WBCの準決勝が16日(日本時間17日)に米マイアミで行われ、ベネズエラがイタリアに4-2で逆転勝ちし、今日17日(日本時間18日)に米国と決勝を争うことになった。日本を破った試合後に「寿司を食ったぞ」と発言して批判を浴びたブレーブスのロナルド・アクーニャJr.(28)が7回に殊勲の同点打を放ち逆転劇につなげたが、試合後に今度はチーム全員がロッカー内で「ピザを食ったぞ」と大騒ぎをして、再びSNSで物議を醸すことになった。

 「米国に勝ったら何を食べたと言うんだ?ハンバーグ?ホットドッグ?」

 準々決勝で日本を8-5で破ったベネズエラの勢いが止まらない。
 先発したタイガースの“スイングマン”ケイダー・モンテロの制球が定まらず2回に3連続四球による押し出しなどで2点を失うものの4回に昨季49本塁打を放っているレッズのエウヘニオ・スアレスの1発で1点差に詰め寄り、7回に怒涛の4連打で一気にゲームをひっくり返した。
 二死一、三塁からアクーニャJr.が三遊間への深いゴロで全力疾走。執念のタイムリー内野安打で追いつくとマイケル・ガルシアが勝ち越しのタイムリーで続き、3年連続の首位打者でありながら不振だったジャイアンツのルイス・アラエスがセンター前タイムリーを放ち、4-2とリードを広げて旋風を巻き起こしていたイタリアに引導を渡した。
 だが、試合後にまた物議を醸す問題を起こした。
 ロッカー内でレッドソックスのコントレラス兄弟の兄が太鼓を打ち鳴らし、全員が「俺たちはピザを食ったぞ!」「俺たちはピザを食ったぞ!」と大合唱をしながら、踊り狂ったのだ。パスタを食べているジェスチャーをしている選手もいた。会見では、アクーニャJr.は「キャリアで一番の勝利だ」と発言していた。
 米メディア「Jomboy Media」が、Xにその動画を投稿すると、またたくまに拡散してSNSは大騒動となった。実は、試合直後に同メディアはコンコースで「ピザを食ったぞ!」と叫びながら、大騒ぎするベネズエラファンの姿をXに投稿。それを巡ってもSNSで賛否が飛び交う事態になっていたが、さらに輪をかけて騒動が広がったのだ。
 準々決勝で日本に勝った後にアクーニャJr.がロッカーで「寿司を食ったぞ」と叫んだ映像がXで拡散。「ラテン系の祝福の表現だ」と問題視しない声がある一方で「節度がない」「スポーツマンシップに欠ける」「日本の食文化の象徴である寿司を出してきてからかうのは人種差別だ」などの批判が殺到した。その伏線があったにもかかわらず、またイタリアの食文化を象徴するピザを出して挑発的なチャントを繰り返したのだから、問題になるのも無理はなかった。
 SNSでは「米国に勝ったら、今度は何を食ったと言うんだ?ハンバーグか、ホットドッグか?チキンか?」というノリのいい投稿や、米国がベネズエラのマドゥロ大統領を軍事作戦により逮捕したことを揶揄して「米国がベネズエラに勝ってお前たちのリーダーを捕まえたと言うぞ」「石油を奪ったと言うのが待ちきれない」などの決勝を前にした米国とベネズエラファンの意見交換が目立ったが、一方でこのイタリアへのリスペクトに欠いたチャントを問題視する投稿も少なくなかった。
「人種差別だ」
「本当に不愉快な人たちだ。スポーツマンシップやリスペクトどころか教養すらない」
「なぜ勝ったことを祝うのに他人を貶める必要があるのか」
「この相手国の食文化を引き合いに出すトレンドがどこから始まったのか知らないけど、止めるべきだ。若い選手たちよ。これが正しい道じゃない。常に相手への敬意を示せ」
 これらの批判に対して「ただの一般的なスポーツの軽口であって人種差別的な侮辱じゃない」などの反論もあり、賛否の議論が白熱した。

 

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