「監督の大失態だ」「ミスでは済まされない」”16K”才木浩人の最多奪三振記録への挑戦を「申し訳ない。知らなかった」藤川監督に虎ファン激怒…岡田前監督との違いや原因究明を求める声も
一部の虎ファンが大記録への挑戦を「知らずに」台無しにした藤川監督にSNSやネットのコメント欄で怒りの声をあげた。
「大失態だと思う。 またいつかとか言う奴いるが、記録なんか一生に一度あるかないかだ」
「ただのミスでは済まされない」
「選手の記録がかかっていたことすら知らないなんてあまりにお粗末すぎる」
「自分の事しか考えてないのか? 選手やファンが離れますよ」
「本当に知らなかったのか?」
「いやいや、だめでしょ。選手個人の記録を知らないというのは気にしないということですから、驚きというかあきれますね」
「フロントや周囲も知らなかった?なんでやねん?」
現在オーナー付顧問の岡田彰布前監督が、選手の記録に気を配り、最優先事項としていたことを知るファンからは「記者より詳しい記録を知っていた岡田監督なら絶対にあり得ない」「岡田さんなら気配りをしていた」との意見もあった。
実際、岡田顧問は選手の誕生日や細かい記録までを調べあげていた。チームの勝利と共にプロ野球において記録がいかに重要かということと、何より選手の年俸や査定に響いてくることまで考慮していた。ファンの声の通り、岡田顧問なら間違いなく9回もマウンドに上げていただろう。
一方で「球数も100を超えてホームランも打たれているのだから健康のことも考えると間違ってはいない選択だと思う」と藤川監督の判断を支持する意見もあったが、本質を突く鋭い指摘もあった。
「球団が花束を用意してたなら誰かしらは9回前には把握してたんじゃないのか」
「藤川監督や才木投手が把握してなくても現場のクルーに気付いてた人はいたはず。 進言できる空気感じゃなかったのか、 そこまでのコミュニケーションが取れてないのか。 勝敗以外の所で余計な事はしたくなかったのか」
原因究明を求める声もあった。
記録を記念して贈呈される花束は、通算記録の場合は事前に用意され、試合中に達成する可能性があった場合、その都度フロントが連絡を取りあって事前に用意する。今回の奪三振記録は、テレビ中継でも繰り返し伝えられており、阪神のフロント関係者が知らなかったわけがない。ベンチ内で言えば、まず監督、コーチが気づきマネージャーなどのスタッフに調べさせるパターンや、逆にコーチやスタッフが監督に、ベンチを出入りできるフロントが現場に伝えるパターンがある。
選手に記録を意識させないため、逆にそのことを話題に出すことを禁ずるケースもありデリケートな問題ではあるが、今回藤川監督が知らなかったのは周囲がそれを監督に伝えることのできる空気感が阪神のベンチにないということなのだろう。昨年リーグ優勝を果たしたことでチーム内における藤川監督の”権力”が強まりすぎて、周囲がモノを言える雰囲気がないのであれば、それこそが大問題だ。また選手と首脳陣の信頼関係にさえ影響を及ぼす。
藤川監督が自ら懺悔したことにまだ救いはあるが、昨季日本シリーズでソフトバンクに敗れた原因のひとつがベンチワークだった。
開幕から3カードを終えて阪神が戦力的に優位であることは明らかだ。ただ昨季のようにゲーム差が開かずにベンチのマネジメント勝負の展開になるとそこに死角が生まれる危険性はある。

