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2日前の会見では高見亨介に異常は見られなかったが…
2日前の会見では高見亨介に異常は見られなかったが…

名門帝拳に何があった?元WBA王者の高見亨介が再起戦を体調不良で“ドタキャン”…浜田剛史代表が否定した「水抜き減量失敗ではない」であれば出場停止処分は免れるが…JBC提出の診断書次第

 プロボクシングの「PRIME VIDEO BOXING15」(11日・両国国技館)の前日計量が10日に東京ドームホテルで行われたが前WBA世界ライトフライ級王者、高見亨介(24、帝拳)の再起戦となる前IBF世界フライ級王者のアンヘル・アヤラ(25、メキシコ)とのフライ級10回戦は、高見の体調不良によるドクターストップでの中止が発表された。高見は計量会場に姿を現さず、元WBC世界スーパーライト級王者で帝拳の代表である浜田剛史氏(65)が事情を説明した。

 深夜に病院直行でドクターストップ

 メインで行われる那須川天心(帝拳)とファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)のWBC世界バンタム級挑戦者決定戦からスタートした東京ドームホテルでの前日計量で異変が発生した。そこに帝拳のホープ、高見の姿がなかったのだ。
 まさかの体調不良による試合キャンセル。
 報道陣に事情を説明した浜田代表は、ファン、対戦相手のアンヘル、関係者に向けて謝罪した。
「メインが那須川天心の試合ではあっても高見の試合を見たいというお客さんも多かったと思う。本当に申し訳ない」
 浜田代表によると高見は前日は練習をせずに宿泊していたホテルで体重調整。午後9時の段階で担当の田中繊大トレーナーからは何の問題もないとの報告があったが、夜中に全身の倦怠感などの体調不良を訴えたため病院に連れていったところドクターストップがかかったという。水抜き減量の失敗による体調不良が考えられるが浜田代表は「水抜きをしてるわけじゃない。緊張感から来るのか、ちょっとわからないが、脱水症状というわけでもないが、体全体が急に悪くなった」と説明した。
 減量については、「リミットではないが、一晩寝ればこれくらいだとだいたい計算しますからね。もしオーバーしていれば、昨日も練習はします」と、睡眠による代謝で落ちる段階まで落としていたことを示唆した。
 高見は2022年にデビュー。10戦目となる昨年7月に2階級制覇王者でWBA世界ライトフライ級王者のエリック・ロサ(ドミニカ共和国)に挑み、10回TKOで王座を獲得した。12月の初防衛戦でWBO世界同級王者のレオ・サンティアゴ(プエルトリコ)と統一戦を行うものの、足を使ってポイントアウトされ、終盤追い上げるもつかまえきれず、論議を呼ぶ1-2判定負けで王座から陥落した。
 元々ライトフライ級での減量が厳しかったため、フライ級へ転級を決断。今回はひとつ階級を上げての再起戦で、矢吹正道と激闘を演じた末に王座から転落していたタフな強豪の前IBF世界同級王者であるアヤラと世界前哨戦を戦う予定だった。
 8日の最終公式会見では、特段異変は見られず、しっかりとした口調で「ここまでしっかり仕上げてこられた。今回階級をあげての一発目、復帰戦でもあるので復活した姿、高見亨介らしいボクシングをみなさんにお見せしたい。ベストは倒して終わる試合を常に意識している。どんな展開になっても技術的にも上回るような姿を見せたい」との意気込みを口にしていた。

 

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