渦巻く賛否!ドジャースに決勝犠飛を許したソン・ソンムンのカットプレーが韓国メディアも交えて物議…「マイナーに戻れ!」非難の一方で“3Dリプレー映像”拡散で「合理的な判断だった」
一方でこの批判に真っ向反発したのが「スポータルコリア」だ。「『ソン・ソンムン、すみません』問題の中継プレーでソンに非はなかった…“3Dリプレー”でファンの世論が一変」との見出しを取った記事を掲載した。同メディアはファンの批判を紹介した上で、MLB.comが提供する「3D Gameday」技術を活用した立体リプレー映像が拡散されると「状況は一変した」と伝えた。
「そのリプレーを確認した結果、タティス・ジュニアの送球は本塁プレートの横方向へ逸れていたのだ。もしソン・ソンムンがカットせず、そのまま送球が通っていたなら捕手はホームプレート左側へかなり移動して捕球しなければならなかった。さらに送球の高さも低く、本塁に届く前に2度ほど地面にバウンドして、球速もさらに落ちていたはずだ。実際、ソン・ソンムンがカットした時点で、捕手フレディ・フェルミンはタティスの送球が逸れることに備え、ホームプレートから数歩動こうとしていた。これを考慮すれば、ソン・ソンムンがタティス・ジュニアの送球を見送るより、カットしてから正確に本塁へ送球した方が合理的な判断だった」
同メディアによるとSNSでこのリプレー映像が広まると、ファンの世論も「カットは妥当だった」という方向へ変わったという。
「韓国日刊スポーツ」も「ミラー初黒星の“飛び火”はなぜソン・ソンムンへ…妥当だったカット&送球判断」との見出しを取った記事で、こう見解を報じた。
「タティス・ジュニアの送球が正確だったなら、十分アウトを期待できるタイミングではあった。しかしソン・ソンムンは、右翼手の送球が本塁へ向かっていないと判断したようだ。実際、中継映像上でタティス・ジュニアの送球はマウンド方向へ向かっており、仮想の延長線を引いてみると、本塁プレートの左側へ大きく逸れる可能性が高かった」
また「ソン・ソンムンは、まだビッグリーグでは新人だ。妥当な判断であっても疑われることがある」とも付け加えた。
ソン・ソンムンは開幕前にパドレスと4年1500万ドル(約23億8500万円)の契約を結んだ。開幕はロースターから漏れ、マイナースタートとなったが、今月6日にメジャー昇格。ここまでの成績は13試合で4安打、2盗塁、3得点、4打点、打率.222、OPS.611となっている。
同紙は、ドジャースで2年目のキム・ヘソンも、シーズン序盤にABSチャレンジを申請した際、元の判定が維持されたことで一部ファンから『なぜ際どくもない場面で機会を無駄にしたのか』と批判されたことがあったことを紹介。「今回の状況については、ソン・ソンムンの判断に問題はなかったように見える」と擁護した。
「マイデイリー」によると、クレイグ・スタメン監督は「リプレーを確認してみる必要はあるが、あれが最も速くボールを届けられる方法に見えた」と、ソン・ソンムンをかばうコメントを残している。
SNSで賛否が渦巻くほど、このドジャース対パドレスのライバル対決への注目度が高いということなのだろう。

