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大谷翔平が3発放ったホームランボールの行方は?(写真:Imagn/ロイター/アフロ)
大谷翔平が3発放ったホームランボールの行方は?(写真:Imagn/ロイター/アフロ)

「このボールは売るつもりです」大谷翔平の3本塁打のボール行方は?1本目は不明、2本目は疑念、3本目の所有者は「家や車、息子の学資に」と売却希望…米紙が追跡記事

 ドジャースの大谷翔平(31)が17日(日本時間18日)、本拠地でのブリューワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦でやってのけた驚愕の3本塁打&6回10奪三振無失点の快挙の余波が収まらない。米USAトゥデイ紙は3本塁打のボールの行方を追った記事を掲載した。1本目は不明。2本目の場外弾は、所有者が現れたが本物かどうか疑念が持たれ、3本目だけが、キャッチした人物が判明したが、本人や球団には返さずに売却を希望しているという。

 2本目の場外弾を拾ったと主張するロス在住の26歳青年には証拠映像なし

 大谷がリーグ優勝決定シリーズで残した歴史的快挙の波紋は一向に収束する気配がない。メジャー史上初となる3本塁打&6回無失点10奪三振で、ワールドシリーズ進出を決め、シリーズMVPに輝いた。
 デーブ・ロバーツ監督が「史上最高のポストシーズンのパフォーマンス。彼が『地球上で最高の選手』と呼ばれる理由がそこにあった」と絶賛するくらいインパクトのある偉業だった。
 その中で、USAトゥデイ紙は、3本のホームランボールの行方を追う注目記事を掲載した。
 大谷は1回にホセ・サンタナからライトスタンドの上段に先頭打者アーチを放り込んだが、このボールの行方は不明。同紙は「ボールをキャッチした人物を探す努力をしたが、見つけることはできなかった」と記した。
 2本目は、4回にチャド・パトリックのカットボールを捉え、右中間の屋根の上を越えていった約143メートルの場外弾。同紙によると、ロサンゼルス在住の26歳のカルロ・メンドーサ氏が、「場外の茂みの中から回収した」と話しているそうで、彼はその瞬間、フェンス裏のフードコートでナチョスを食べていたという。
 だが、メンドーサ氏が、そのボールを見つけた瞬間の証拠映像はなく、ドジャースの広報担当のスティーブ・ブレナー氏は、その主張に懐疑的。メンドーサ氏は、「このボールは大谷に渡したい。彼にとって僕よりずっと価値のあるものになるだろう」と話しているという。
 3本のうちキャッチした人物がハッキリと見つかったのは大谷が7回にトレバー・メギルからバックスクリーンの左に放り込んだ3本目だ。
  所有者はカリフォルニア州サンタフェ・スプリングス在住の35歳のボクシングコーチであるデイビッド・フローレス氏。 
 フローレス氏は、セクション313、J列11番の席に座っていて、大谷の3本目の着弾地点と一致。フローレス氏が、インスタグラムに掲載している映像や、その他の映像でも、実際に彼がボールをキャッチしたことが確認できるという。また中継局の映像では、フローレス氏の前列に座っていた女性の後ろにボールが落ちる様子が映っており、その女性はフローレス氏のインスタに投稿した動画でも確認できる。

 

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