大谷翔平の圧巻ライブBP登板披露で「WBC登板説再浮上」も本人が“2語”で結論…ただ「まったくのゼロということは何事においても言いたくないが…」とも注目発言
WBCの決勝トーナメントの地である米国マイアミに到着した日本は12日(日本時間13日)、ローンデポ・パークで調整を行い、ドジャースの大谷翔平(31)はライブBPに登板し、阪神の森下翔太(24)ら日本人打者を相手に59球を投げ込んだ。決勝まで進んだ場合の登板説を再浮上させたが、大谷は、「まったくのゼロということは何事においても言いたくはないが、今の現状だとない」と否定した。
「球団との約束がある」
決戦の地で大谷がマウンドに上がった。
全体練習を前にしたライブBP登板で、森下、小園海斗、坂本誠志郎らを相手に59球。各社の報道によるとヒット性のあたりは2本ほどしかなく、小園、坂本はバットを折られた。
井端弘和監督が、日本ラウンドの会見でドジャースから大谷の調整に関してのリクエストがあることを明かしていて、メジャーの開幕に向けての二刀流調整と見られたが、ほぼ仕上がっている内容に決勝まで進んだ場合の登板説が再浮上した。
2023年の前大会決勝で、9回にマウンドに上がり、最後に当時の同僚だったマイク・トラウトを三振に斬ってとったシーンは今なお衝撃的だ。決勝まで中4日。短い登板ならの期待感だ。
だが、映像サイト「Bleed Los: Dodgers & MLB News Podcast」が伝えた公式会見で、大谷はWBCでの登板の可能性を否定した
「今のところはないですね。それが球団との約束でもありますし、快く送り出してくれた球団に対しての誠意という部分はあるので。オフェンス面で、しっかりと貢献できればいいと思います。怪我人が何人出てるかは、まったく予想できないことではあるので、(登板が)まったのゼロということは何事においても言いたくはないですけど。今の現状だとないんじゃないかなと思ってます」
今後、故障者発生のアクシデントで投手が足りなくなるなどの緊急事態が起こらない限り、登板の可能性はないという。登板する場合、保険の問題やドジャースの許可だけでなく、登録がDHのため、大会本部の了承も必要で、二刀流復活へのハードルは高い。
大谷は、さらに「納得はしているか」と聞かれ「納得はしています」と返した。
「そのつもりでミーティングも重ねてきました。そこに対しては特に何も無く、本当に自分のやれる仕事をやりたいです。僕が投げなくても素晴らしいピッチャーがいます。それは東京ラウンドで見てきて、すごく僕自身も自信を持ってるところではあるので、他の国の方々に若くて素晴らしいピッチャーがいることをまた見せれることも僕個人としてはすごく楽しみにしています」
1次ラウンドでは、ロッテの種市篤暉、西武の隅田知一郎が存在感を示した。チェコ戦では、中日の高橋宏斗、金丸夢斗の若手2人が躍動した。大谷らしい配慮ある発言だった。
ドジャースの二刀流としての調整については、「大会と同時進行しながら自分の調整を進めてきた。今日は4イニングで60球くらい投げてボリュームもクオリティもしっかり出せたと思うので、シーズンに向けていい準備ができている」との手応えを口にした。

