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西武の内海哲也は引退会見の最後にサプライズで登場した後輩たちから花束を贈られた
西武の内海哲也は引退会見の最後にサプライズで登場した後輩たちから花束を贈られた

西武の内海哲也が涙の引退会見…「昔の絶対に抑えられる自信がなくなった」”門下生”渡辺勇太朗からサプライズの手紙も

――西武ではコーチ兼任で若手を教えてきた。

「若い投手が、ちょっとしたアドバイスをしたことでよくなったり、喜んでくれたりして、凄いやりがいがあった。気持ちいいなと思った。お役に立ったとは思っていないが、1、2年目の子たちを育てたい、アドバイスしたいと1年間やってきた。実るのは、この先。これからも応援したい」

――その後輩たちへのメッセージは?

「野球人生は長くない。悔いのないようにやりきったと思えるような生活を毎日送って欲しいなと思う。1軍で活躍すると世界は変わる。そこを目指して妥協せずに頑張って欲しい」

――引退試合を終えた明日からは?

「球団からは、最後までやってくれ、と言われている。ライオンズのことを考えて最後までやりきりたい」

――今後は?

「ゆっくり家族と過ごして今後のこと考えていきたい」

――これから伝えていきたいことは?

「僕がやってきたことでしか教えられない。経験したことを伝えていければいい。 僕ももっと野球のことを勉強しなければならない」

 約30分間の会見が終わると、2018年のドラフト2位で将来のローテー候補として期待されている”一番弟子”の渡辺が登場して感謝の手紙を読み上げた。

「19年間、本当にお疲れ様でした。褒めてもらったこと、叱られたことなど、数々の思い出が思い浮かびます。プロ野球人生をスタートしたとき、内海さんに出会えて教えていただいた、この4年が一番の財産です。まだまだ内海さんのような一人前の投手には、ほど遠いですけど、いつか必ず追いつき追い越したいと思います、今後は少し休んで、ユーチューブでゴルフの動画を見て、僕に勝てるように頑張ってください。挑戦状をお待ちしています」

 涙あり、笑いありの感動的な贈る言葉。最後は高橋、増田、平井、平良ら投手陣が10人以上登場して花束を贈呈した。

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