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ブライトンの三笘薫がスーパーゴールを決め、試合は引き分けに終わったが、海外メディアからは絶賛の嵐(写真・ロイター/アフロ)
ブライトンの三笘薫がスーパーゴールを決め、試合は引き分けに終わったが、海外メディアからは絶賛の嵐(写真・ロイター/アフロ)

海外メディアは三笘薫のスーパーゴールに称賛の嵐…「シーズン最高ゴール賞の候補」「最も危険なアタッカー」…移籍したトロサールとの比較論も

 サッカーのプレミアリーグのブライトンに所属する日本代表MF三笘薫(25)は21日(日本時間22日)、敵地で行われたレスター・シティ戦に6試合連続でスタメン出場し、驚愕のミドルシュートを決めて先制点を奪い、存在感を示した。試合は2-2の引き分けに終わったが、海外メディアは、その美しいシュートと今季4得点の活躍ぶりを絶賛。複数のメディアの独自採点では両チームを通じて最高の評価が与えられた。

 敵将も“白旗”「あまりにも簡単にゴールを…」

 

 三笘のキレ味はワールドクラスだった。
 前半27分、左サイドでボールを受けた三笘はマークについたベルギー代表DFでもあるレスターのティモシー・カスターニュに勝負を仕掛けて、ほぼ真横にドリブルでカットイン。中央のポジションまで入り込むと、右足を振り抜き、美しい軌跡を描いたシュートがゴールの右上へ。ジャンプしたGKのダニー・ウォードをあざ笑うかのようにゴールネットを揺らす。
 先制点を決めた三笘は、喜びの余り、勢いよく走りすぎて途中で躓いてこけそうになるほど。それほど芸術的なゴール。これで今季4得点目。試合は、レスターに逆転を許したが、途中出場の18歳のエヴァン・ファーガソンが残り2分で同点ゴールを決めて2-2の引き分けに持ち込み、三笘への評価は上昇するばかり。
 英インディペンデント紙によると“敵将”レスターのブレンダン・ロジャーズ監督は、試合後、「先制点を奪われたことにガッカリしている。あまりにも簡単にボールを奪われてしまったからね。そこが我々に欠けているクオリティ。三笘は素晴らしいゴールを決めた」と、三笘を称賛したという。
 英BBCは、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督の声を紹介。
「我々は勝利に値していた。良いプレーをしていたと思う。スタッツも素晴らしかった。三笘はファンタスティックなゴールを決め、レスターは決して危険なところがなかったので、この結果は残念だ」
 指揮官は三笘のゴールを「ファンタスティック」という言葉で称えた。
 英国を中心に海外メディアも称賛の嵐だった。
 欧州をカバーするスカイスポーツは、全選手を独自採点し、三笘に両チームを通じて最高の「9」を与え、マン・オブ・ザ・マッチに選出した。
 記事は「ブライトンでのプレミアリーグ7試合のうち5試合で4ゴール、1アシストを決めた俊足の日本選手(の三笘)が、先週、リバプールを脅かしてからすぐ、今度はイングランド中部の東の地でも再びそれをやって見せた。25歳(の三笘)はトップリーグで最もエキサイティングなアタッカーの1人となっている。このフォワード選手(の三笘)は、“シーズン最高ゴール賞”の候補になるような得点で蓋を開け、彼のチームで最も危険なアタッカーとなった」と絶賛。
「三笘はチームに必要とされる新手の選手だ」と評した。

 

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