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今季でフランクフルトとの契約が切れる鎌田大地を欧州ビッククラブが狙っている(写真:なかしまだいすけ/アフロ)
今季でフランクフルトとの契約が切れる鎌田大地を欧州ビッククラブが狙っている(写真:なかしまだいすけ/アフロ)

「バルセロナがKAMADAを追っている」のスペイン紙報道…なぜ欧州ビッグクラブの鎌田大地“争奪戦”が勃発しているのか?

フランクフルトのプレー環境に感謝しつつも、あえて「我慢」という二文字を口にした。その鎌田が「目指している」のは何なのか。
 PK戦の末にクロアチア代表に屈したカタール大会決勝トーナメント1回戦後に、鎌田は自らの言葉で野望を明かしている。
「日本がもっと強豪国になっていくには、ビッグクラブでプレーする選手が数人は必要だと思う。ビッグクラブでプレーしている選手は余裕が違うというか、ピッチ上に立っているだけで空気感が違う。絶対的な自信を漂わせているというか、言葉ではなかなか言い表せないようなものも感じさせる。そういう選手になれるように頑張っていきたい」
 現時点ではDF冨安健洋(24、アーセナル)しかいないビッグクラブに所属する日本代表選手として、30歳になる2026年に開催される次回W杯を目指していく。鎌田は今夏の移籍市場を、ビッグクラブへ移籍する最大のチャンスと位置づけている。
 今シーズンの鎌田は前半戦だけでリーグ戦で7ゴールをゲット。初めて臨んだUEFAチャンピオンズリーグでもグループステージ第4節から3試合連続でゴールをマークするなど、公式戦で計12ゴールを叩き出してカタール大会を迎えた。
 絶好調ぶりと相まって注目を集めていた開幕前には、W杯後の1月に開く冬の移籍市場での移籍を封印している。新天地へ馴染む時間がない、シーズン真っ只中の冬の移籍はもともとリスクを伴う。鎌田が語った理由は単純明快なものだった。
「普通に考えれば、冬に移籍する必要性やメリットが自分にはない。チャンピオンズリーグもベスト16に残っているので、何か変なことがない限りは残ります」
 フリーとなると見られた鎌田の去就は、W杯期間中からヨーロッパメディアで何度も報じられてきた。新天地にあげられたチームにはドルトムントだけでなく、トッテナム・ホットスパーやリーズ・ユナイテッド、エヴァートンのプレミアリーグ勢、セリエAの名門ACミラン、ポルトガルの強豪ベンフィカ、さらにはバルセロナの名前も登場している。
 今回はスペイン発で、ビッグクラブのひとつであるバルセロナの具体的な動きが明るみになった。鎌田が望んできた状況が生まれつつあると言っていいだろう。さらに『Mundo Deportivo』は、鎌田とバルセロナの関係を「彼が輝きを放ったヨーロッパリーグ以来、バルセロナは非常にポジティブな印象を抱いている」とも報じている。

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