• HOME
  • 記事
  • サッカー
  • SNSで賛否!性加害疑惑問題で係争中の伊東純也を北朝鮮戦メンバーから「落ち着いてプレーする環境にならないだろう」との理由で外した森保監督の判断は正しかったのか?
性加害疑惑で係争中の伊東純也が北朝鮮戦のメンバーから漏れた。所属するスタッド・ランスでは出場を続けている(資料写真:森田直樹/アフロスポーツ)
性加害疑惑で係争中の伊東純也が北朝鮮戦のメンバーから漏れた。所属するスタッド・ランスでは出場を続けている(資料写真:森田直樹/アフロスポーツ)

SNSで賛否!性加害疑惑問題で係争中の伊東純也を北朝鮮戦メンバーから「落ち着いてプレーする環境にならないだろう」との理由で外した森保監督の判断は正しかったのか?

 日本サッカー協会(JFA)は14日、北朝鮮代表との北中米W杯アジア2次予選(21日・国立競技場、26日・平壌)に臨む日本代表メンバー26人を発表した。DF長友佑都(37、FC東京)がカタールW杯以来の復帰を果たした一方で、性加害疑惑報道を受けて係争中のMF伊東純也(31、スタッド・ランス)は選外となった。都内で会見に臨んだ森保一監督(55)は、「彼を守るために招集しなかった」と伊東を取り巻く環境を理由にあげた。推定無罪の原則のもと、仏リーグで5試合連続先発中の伊東を外した判断は正しかったのか。

 「チーム全体が落ち着いて活動できる環境にはおそらくならないだろう」

 

 リストのなかに「伊東純也」の名前は見当たらなかった。
 JFAが14日に発表した、北朝鮮とのW杯アジア2次予選2連戦に臨む日本代表メンバー。腰痛で離脱中のMF三笘薫(26、ブライトン)や故障明けのDF冨安健洋(25、アーセナル)に加えて、性加害疑惑報道を受けて係争中の伊東も選外となった。
 都内でメンバー発表会見に臨んだ森保監督は、世間の注目を集めていた伊東を選外とした理由を問う質問に、本音をのぞかせながらまずこう言及した。
「純也の件に関しては、ひと言で言うと、彼を守るために招集しなかった、という判断を私自身がさせていただきました。彼のいま置かれている状況であればフランスリーグではプレーしていますし、われわれも彼のパフォーマンスと状況を踏まえた上で、招集は可能だと思っていますし、招集したいと思っていました」
 森保監督の言葉通りに、伊東は所属するスタッド・ランスで、仏リーグアンで5試合続けて先発を果たしている。そのうち3度がフル出場で、首位パリ・サンジェルマンと2-2で引き分けた10日の一戦では先制点の起点にもなった。
 ヨーロッパの5大リーグのひとつで好調を維持し、コンディション的にも問題は見当たらない。それでも選外とした理由を、指揮官は伊東を取り巻く環境に求めた。
「しかしながら、彼を招集した場合、日本で彼を取り巻く環境がどのようになるのかを想像したときに、彼が落ち着いて生活できて、彼が落ち着いてプレーできる環境にはならないと私自身、想像しています。さらに彼だけではなくチームとしての活動のときにも、チーム全体が落ち着いて活動できる環境にはおそらくならないだろう、と」
 さらに伊東だけでなく、家族を含めた周囲の問題にも繋がると続けた。
「いろいろな方が関心を持たれていると思いますので、そうなったときに彼の一番大切にしている家族や、大切にしている方々に対する影響を考えると、いまは招集しない方がいいのかな、ということで判断させていただきました」
 伊東を巡ってはアジアカップ期間中の1月31日に、同意なく性行為をされたとして、女性2人が準強制性交致傷容疑などで大阪府警へ刑事告訴したと週刊誌上で報じられた。伊東側も翌2月1日に、女性側の主張は事実無根として虚偽告訴容疑で逆告訴した。
 JFAも同日に伊東の代表離脱を発表した。しかし、アジアカップをともに戦いたいと望む選手の要望を受けて処分を保留し、さらに残留の方向で再検討すると一時は発表された。しかし、JFAは2日に日本国内で開いた、弁護士ら有識者をまじえた話し合いで伊東の離脱を正式決定。都内で田嶋幸三会長(66)が緊急会見に臨んでいる。

 

関連記事一覧