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アスレチックスの藤浪晋太郎が6試合連続無失点で前半戦を終える。“激変”理由とは?(資料写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
アスレチックスの藤浪晋太郎が6試合連続無失点で前半戦を終える。“激変”理由とは?(資料写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

「気の毒だ」「フジ以外に誰がいる?」藤浪晋太郎が連続押し出し四球などで敵地罵声浴び逆転許すも自己最速164キロをマークしSNSファンの声は同情的…ア軍は屈辱の50敗で借金38

 前出のMLB公式サイトは、「四球を与えてチャンスを逃したことでアスレチックスの遠征での珍しい勝利のチャンスが台無しになる」との見出しを取り、藤浪の連続四球などの自滅した6回がアスレチックスの1976年以来47年ぶり、球団ワーストタイの敵地15連敗と、全球団最速となる歴史的な50敗の原因になったと報じた。
 満塁の場面での藤浪の投入に関して ピッツバーグ・ポストガゼット紙のアンドリュー・デスティン記者は、ツイッターで「四球で満塁となった場面でフジナミを送り込んだ。彼の防御率は(この時点で)12.19。マカッチェンとの対戦。思い切った策だが、報われるかどうか見てみよう」と、コッツェー監督の采配に懐疑的な意見を述べ、その後、「(結局)報われなかった。藤浪は押し出し四球で失点」と報告した。
 インディアナの学生放送局(IUSTV)のスポーツ記者だが、野球は専門ではなく、単なるアスレチックスファンであるジーキ・シャピーロ記者が、「現時点で藤浪はDFA(戦力外)だ。何かがおかしい。本当に彼は良くない。アスレチックスは歴代最悪の契約を彼と結んだ。彼はメジャーで何かをやり遂げることはできない」とツイートしたが、意外とSNS上では、ファンからの好意的な声が多く寄せられている。
「満塁でフジナミを投入することは間違っていない選択だった。実際、他の方法がアスレチックスにあるだろうか」というブルペンが崩壊しているアスレチックスの現状を指摘するものや、「フジナミは本当に気の毒だ。このかわいそうな選手はWHIPが2.00近くで防御率は12点以上(この時点で)なのに、アスレチックスは、まるで『野球については気にしていないから、希望の調整期間を与えず恥をかかせることを強要し続ける』といった感じだ」と、制球難を修正する調整期間を与えられることなく、中継ぎでの起用が続いている現状に同情的な声もあった。
「フジナミは制球がないことに気を悪くしているが、彼は現在の野球界での剛速球投手の1人。速球は99から102マイル(約159から約164キロ)を保って、90マイル前半(約145キロ)のカッターや90マイル中盤(約153キロ)のスプリッターもある」
「フジナミは101-102マイル(約163-164キロ)を投げているのにメジャーリーグで最低の選手でいることは仰天に値する」
 こういう意見も少なくなかった。
 藤浪は2日のマーリンズ戦では2失点したが、160キロ台のフォーシームを連発して、「フジには球威があった」(MLB公式サイト)などと評価された。
この日も、自己最速の164キロをマークするなど、スピードや球威は増しており、連続押し出しの最後のボールはいずれも微妙なコースだった。試合をよく見ているファンは、その潜在能力を認め、好意的に見守り、いつか覚醒することに期待しているのだ。
 チームは絶望的な最下位。来季に向けての土台を作っている段階のチームだけに、5番目の高額選手となる年俸325万ドル(約4億5000万円)で契約した藤浪をとことん使い回すだろう。3A降格や戦力外論争が起きないのも、そのチーム状況が幸いしている。藤浪自身も来季を見据えて試合の中で制球の修正に取り組むしかないのかもしれない。

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