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ボクシングの替え玉事件に関与したタレントで格闘家のボビー・オロゴン氏が初めて公の場に姿を現す
ボクシングの替え玉事件に関与したタレントで格闘家のボビー・オロゴン氏が初めて公の場に姿を現す

“替え玉ボクサー事件”に関与したボビー・オロゴン氏に“真相”直撃…「あなたが“黒幕”だったのではないですか?」

 プロボクシングのトリプルタイトルマッチが組まれた「フェニックスバトル103」が先月30日、後楽園ホールで行われ、メインのWBOアジアパシフィック・フェザー級王座決定戦&日本同級防衛戦では、日本王者の松本圭佑(24、大橋)が“替え玉ボクサー事件”の当事者だったリドワン・オイコラ(26、ナイジェリア)を大差の3-0判定で下し“2冠”を手にした。リングサイドにいたのは、オイコラを日本にスカウトし5月の北海道興行で起きた“替え玉ボクサー事件”の“黒幕”ともされたタレント、実業家で格闘家でもあるボビー・オロゴン氏(50)。事件発覚後、初めて公の場に姿を現したボビー氏を直撃した。

 スカウトしてきたオイコラは松本圭佑とのタイトル戦に完敗

 

 いないはずのボビー・オロゴン氏が後楽園ホールにいた。
 5月14日に北海道・札幌で行われた平仲ボクシングスクールジム主催の興行で22年ぶりに起きた“替え玉ボクサー事件”。そこに深く関与したことからライセンス停止処分の対象者となっているボビー氏は、以来、沖縄のジムには寄り付かず、前日計量で平仲ジムの関係者は「ボビーは来ないのでは?」という話をしていた。
 だが、自らがナイジェリアからスカウトしてきたオイコラの初のタイトル挑戦が「気になった」というボビー氏は後楽園ホールに姿を見せた。控室に立ち入ることなく試合が始まるまで観客席の裏側にある通路に立っていた。彼が持つセコンドライセンスは、まだ停止処分になっていないが、平仲信明会長から「セコンドにはつくな。謹慎していなさい」と命じられたため、オイコラの試合が始まると最前列の席に座り「ジャブ!」「体を振って!」などのアドバイスを大声で送っていた。
 試合はオイコラが完敗した。「109-119」「110-118」「111-117」の3-0判定負け。1ラウンドこそ松本が「しなやかで速い」と警戒していたスピードのある左ジャブを繰り出したが、徐々に左の差し合いで圧倒され、ほぼ全ラウンドを王者に支配された。オイコラは下がって動くだけで、松本を脅かすような場面は皆無。松本は右肩を痛めていて7月の1か月間はスパーリングができず、本来の右のパンチの威力がなかった。もし松本が万全であれば、オイコラは12ラウンド立っていることはできなかっただろう。
 それでもボビー氏は「完敗?いや実力は五分五分でしょう。松本選手の方が、体格差で上回り、そこをうまく使ったボクシングをされただけの違い」と強がってみせた。オイコラは3か月前にライセンスを持たない素人の“替え玉”と対戦していた。わずか1分55秒にフック一発でKO勝利。その後、事件が発覚して試合そのものが記録から抹消されたが、重要なタイトル戦前の“前哨戦”の相手が“替え玉”ではオイコラにレベルアップを求めるのは無理だったのかもしれない。

 “替え玉事件”以来、表に出てこなかったボビー氏に話を聞いた。
――問題が起きて以降、あなたは海外を仕事で飛び回り、沖縄の平仲ジムには寄り付かなかったと聞いたが?
「沖縄はいつでも行けるからね。東京にいるよ。僕は。今日は急きょ来た。オイコラのことが気になるからね」

 

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