• HOME
  • 記事
  • 野球
  • 「岡田監督の輝く采配力と原監督の“器”の差」…阪神がついに“アレ”へマジック「1」…球界大御所が語る阪神と巨人の明暗
巨人に連勝してマジック「1」とした阪神の岡田監督。巨人との明暗はどこにあったのか?(資料写真・黒田史夫)
巨人に連勝してマジック「1」とした阪神の岡田監督。巨人との明暗はどこにあったのか?(資料写真・黒田史夫)

「岡田監督の輝く采配力と原監督の“器”の差」…阪神がついに“アレ”へマジック「1」…球界大御所が語る阪神と巨人の明暗

 その象徴的シーンが、この日のゲームにもあった。
 阪神は近本が1回、3回とヒットで出塁すると、いずれも盗塁を決めた。3回には中野も盗塁で動き、一塁を空けて、森下が四球でつなぎ、佐藤の満塁弾のお膳立てをした。対して巨人は機動力を使った揺さぶりを苦手とする青柳に対して、秋広を2番に置き、攻撃的布陣を敷いた。だが、結果は裏目。1回無死一塁から秋広に強行させて6-4-3の併殺に終わり、立ち上がりを叩けなかった。
 “アレ”のかかったマウンドに岡田監督は才木を送る。対する巨人は赤星だ。
「あしたは誰だ? 才木か。力み倒すだろうな。それはしょうがない。行けるところまで思い切り全力でいって欲しい」
 岡田監督は才木にそうエールを送る。2月1日の沖縄キャンプの初日でブルペンの投球を見た岡田監督が大絶賛した若き右腕がここで投げるのも運命的だ。
 今日14日に“アレ”が決まれば、2003年に故・星野仙一氏が率いた阪神が優勝した9月15日を一日、上回り、阪神史上最速の“アレ”達成となる。
(文責・駒沢悟/スポーツライター)

関連記事一覧