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アジア大会女子サッカー決勝で日本に敗れた北朝鮮のGK途中交代は、やはり“懲罰”で、その選手起用を巡り“内紛”まで起きていた(写真・ロイター/アフロ)
アジア大会女子サッカー決勝で日本に敗れた北朝鮮のGK途中交代は、やはり“懲罰”で、その選手起用を巡り“内紛”まで起きていた(写真・ロイター/アフロ)

なんともトホホな北朝鮮女子サッカー…日本戦で大量失点のGK途中交代はやはり“懲罰”で采配を巡り“首脳陣内紛”まで起きていた

 もっとも、代表チームの首脳陣は一枚岩ではないようだ。
 同メディアは杭州へ派遣されている記者の目撃談として、会見後にリ・ユイル監督とコーチングスタッフが激しく口論を交わしていたと別の記事で報じている。
「公式会見で敗戦を選手たちの責任としたリ・ユイル監督は、スタジアムを去る直前にコーチングスタッフと長い話を交わしていた。テーマはキム・ウンヒのパフォーマンスであり、激しく抗議するコーチングスタッフの声が私のもとにも聞こえてきた。コーチングスタッフは、キム・ウンヒは何も悪いことをしていないと訴えていた」
 さらにスポーツ紙の『Sports Seoul』は、1日に行われた日本との男子準々決勝でラフプレーを連発し、試合後には日本に与えられたPKが決勝点となった判定に不満を募らせて、審判団を追い回した男子の北朝鮮代表に厳罰が科される見通しだと報じた。
 6枚ものイエローカードが北朝鮮に提示され、世界中から非難された一戦に関しては、看過できない数々の反スポーツ的行為があったとして、日本サッカー協会(JFA)が3日付でアジアサッカー連盟(AFC)と国際サッカー連盟(FIFA)へ意見書を提出している。
 同メディアはウズベキスタンのルスタム・ルトフリン主審を2度にわたって手で押しのけた、DFキム・ギョンソクの行為を特に問題視している。
「試合内容よりも北朝鮮選手の暴力的な行為が注目を集めた後に、JFAは意見書を介して強力な懲戒を促した。AFCの規定では『選手が審判に攻撃的な行動または侮辱的な言動をした場合、少なくとも4試合、あるいは少なくとも3カ月の出場停止処分が科される』とされている。さらにFIFAの規定にも『審判に対して反スポーツ的行為をした場合、少なくとも10試合の出場停止処分が下される』と記載されている。実際にAFCとFIFAが科す懲戒処分が確定した場合、暴力に加担した北朝鮮選手たちは当分の間、国際試合で姿を見られなくなる」
 コロナ禍で国境を封鎖していた北朝鮮にとって、今大会は2018年にインドネシアの首都ジャカルタで開催された前回アジア大会以来、約5年ぶりの国際総合競技大会への復帰戦だった。しかし、国内で絶大な人気を誇り、金正恩総書記も注力しているとされるサッカーで露呈したのは、時代遅れの感覚やマナーで国際試合に臨む男女代表の姿だった。
 国境封鎖を理由に途中棄権したカタールW杯予選から一転して、北朝鮮は2026年の次回W杯出場をかけたアジア2次予選への参加を予定し、日本とグループBで同組になっている。シリア代表をホームに迎える、11月16日のグループリーグ初戦の会場はまもなく発表される見通しだが、自業自得と言うべきか、前途多難な状況にすでに直面している。

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