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ドジャースの大谷翔平が専属通訳だった水原一平氏が解雇された問題についての声明を読み上げた(資料写真・西村尚己/アフロスポーツ)
ドジャースの大谷翔平が専属通訳だった水原一平氏が解雇された問題についての声明を読み上げた(資料写真・西村尚己/アフロスポーツ)

衝撃の大谷翔平の声明全文…「彼(水原一平氏)が僕の口座からお金を盗んで嘘をついていた」「韓国開幕戦までギャンブルのことも借金のことも知らなかった」

 そして、僕がこのギャンブルに関しての問題を初めて知ったのは、韓国の第1戦(3月20日のパドレスとの開幕戦)が終わった後に行われたチームミーテングの時です。
 そのミーティングで、彼は全部英語で話をしていたので、その時、僕には通訳がついていなかったので、完全には理解できていなくて、なんとなくこういう内容だろうなというのは、理解はできていて、なんとなく違和感を感じていました。
 その時、彼は、僕に対してホテルに帰ったあとで2人でより詳しいことを話したいので今は待ってくれと言っていたので、僕はホテルまで待つことにしました。
 一平さんがミーティングの時に(明かした)ギャンブル依存症だっていうのも知らなかったし、彼が借金していることも、そのミーティングの時は知りませんでした。僕は彼の借金返済に同意していませんし、彼にブックメーカーに送金してくれ頼んだことも許可したことももちろんないです。
 その後、試合後、ホテルに戻って、初めて一平さんと話をして、彼に巨額の借金があることをその時知りました。彼は、その時、私の口座に勝手にアクセスしてブックメーカーに送金していたことを僕に伝えました。
 僕は、やっぱりおかしい、これはおかしいなと思って、代理人と話したいということで、そこで代理人を呼んで話しました。
 話が終わって、これを聞いて僕の代理人も彼に嘘をつかれていたことを初めて知ってドジャースの皆さんと弁護士の人たちに連絡をしました。
 ドジャースのみなさんも、代理人の人たちも、自分たちも嘘をつかれていたということを初めて知りました。そして僕の弁護士人たちは、これは窃盗と詐欺のことなので、警察の当局に引き渡すという報告を、その時にしました。
 これがそこまでの流れなので、僕はもちろんスポーツ賭博に関与していませんし。さっき言いましたがブックメーカーに送金した事実もまったくありません。
 正直、ショックという言葉が正しいとは思わないですし、それ以上の、うーん、うまく言葉で表せない感覚で、この1週間を過ごしてきたので、今は、それをうまく言葉にするのは難しいなと思っています。
 ただもうシーズンも本格的にスタートするので、ここからは弁護士の方々にお任せしますし、僕自身も警察当局に全面的に協力したいと思っています。なのでまあ気持ちを切り替えるのは難しいですが、シーズンに向けてまたスタートしたいですし、今日はお話ができてよかったなと思っているので、これが今お話しできるすべてなので質疑応答しませんが、これからさらに進んでいくと思います。以上です、ありがとうございました。

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