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ロバーツ監督が大谷と緊急会談を持った。テーマは違法賭博問題ではなく0割台の得点圏打率対策(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
ロバーツ監督が大谷と緊急会談を持った。テーマは違法賭博問題ではなく0割台の得点圏打率対策(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

異例!ド軍ロバーツ監督が大谷翔平と緊急会談…「ぶら下がった果実を生かしきれていない」賭博問題ではなく打率0割台に低迷の得点圏打率改善への助言

 ロバーツ監督は、その緊急会談の中で見せた大谷の姿勢を絶賛した。
「そのこと(得点圏での打撃)について素晴らしい会話ができた。ショウヘイのような素晴らしい選手であれば容易に解決できる課題だ。私を最も驚かせたことは、彼の良くなるために受け入れる姿勢と意欲だ。彼はどのような方法であれ、形もしくは、フォーム、試合の中のことであれ向上することに完璧に前向きでいる」
 そして監督は、昨年オフのFA狂騒曲を経て移籍先にドジャースを選んだ際にも大谷が強調していた、彼が一貫して持ち続けている「チームの勝利のためにプレーする」という哲学を改めて称えた。
「驚きではないが、私にとって新鮮だったのは彼のゴールが勝利のみにあるということだ。彼のチームへのアプローチは勝つことだけなのだ。彼は(無死、一死で走者三塁で)相手の内野が深ければ、得点につながるゴロを、あるいは犠牲フライを打つことを喜んでするだろう。彼は勝つためにプレーするんだ」
 対するロバーツ監督も自らの指揮官としての哲学を番組内でこう強調していた。
「我々のアプローチは選手たちに向上してもらうことにある。スーパースターであろうと若手選手であろうと、その我々の取り組みを理解してもらっている。私の周りには素晴らしいコーチがたくさんいる。最も大切なことは選手たちがそれを受け入れているということだ」
 ロバーツ監督との緊急対策会談をきっかけに大谷は本来の勝負強さを取り戻せるのか。今日20日のメッツ戦でスコアリングポジションで打順が回ってくることがあれば、その打撃内容に注目が集まる。

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