アマボク界40歳“レジェンド”星大二郎が村田諒太にむちゃぶり?!全日本準決勝でドラマチックに敗れ年齢制限で“強制引退”も駆けつけた同期“親友”に「アマ復帰してリベンジしてくれ」とエール
今回は、前年度のライトミドル級から1階級上げてミドル級で挑戦した。「僕らの同期の代名詞が村田。最後は村田の階級で終わりたかった」の思いがあったという。
星はその村田にむちゃぶりした。
「村田は早生まれの1月なんで来年この大会に出れるんですよ。最後、オレに代わってアマ復帰してリベンジしてくれ」
来年度の全日本には、1985年12月1日生まれ以降の選手が出場可能のため、1986年1月12日生まれの村田は出場可能だ。しかもプロは引退しているため、アマ復帰もできる。
だが、村田は笑って拒否した。
「無茶言うなよ。出場して優勝しても、まして負けても、なにを言われるか。(笑)。なんもええことないやですか(笑))
しかも村田は今年になってトレーニングをしていてアキレス腱を断裂する怪我も負った。
もう一人の同期、清水は今なお現役だが、2年ぶりの復帰戦となった今年3月の阿部麗也(KG大和)戦に引き分けてからリングに立っていない。
星には「こいつはもう引退ですよ」とふられ、否定も肯定もしなかった。
「腰を痛めちゃったんですよ。でも野木トレ(志成の野木丈司トレーナーが主催する階段トレーニング)もいってますし、ここからの気持ちと体次第ですね」
清水もまた星のファイトに何かを感じたのかもしれない。
「現役はもうやりたくでもやれないじゃないですか。でもあんな奴がおった、とすべてのアマボクサーへのメッセージは伝えられた」
未練たっぷりの星は、今後は、日本代表候補の強化や、引き続きボクシングの普及、振興活動を続けて「何かのお手伝いで」アマチュアボクシングへ恩返しに身を捧げるという。
そして最後に記者にこう言った。
「僕の記事なんて小さくていい。後輩たちの活躍を記事にして下さい」
素晴らしき好漢。ひがしんアリーナをすすり泣きの声が包んだ。

