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2月21日に米ラスベガスでWBA世界スーパーライト級王座に挑む平岡アンディ
2月21日に米ラスベガスでWBA世界スーパーライト級王座に挑む平岡アンディ

心配なのは“お騒がせ男”の場外トラブル?!「減量失敗しても興行だけはなんとか…」2.21米ラスベガスでWBA世界スーパーライト級王座に挑む平岡アンディが抱く不安とは?

 当日のメインはWBC世界ウエルター級タイトルマッチで、元6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)の復帰戦の相手を務めて知名度をあげた王者のマリオ・バリオス(米国)と“お騒がせ男”ライアン・ガルシア(米国)の世界戦なのだ。
 ガルシアは2024年4月のデビン・ヘイニー(米国)とのWBC世界スーパーライト級タイトルマッチで、体重超過したあげく体重計の上でビールをラッパ飲みする暴挙に出た。試合は行われ判定勝利したが、ドーピング違反が発覚して、1年間のライセンス停止処分を受けた。その後、器物破損で逮捕されたり、総合格闘技イベントのRIZINで安保瑠輝也とのエキシビションマッチに契約しながらも、キャンセルしたり、数々の問題を起こしてきた。前回はガーボンタ・デービスの“悪行”で流れたが、今回もライアン・ガルシアが何をしでかすかわからない可能性があり当日になるまで安心できないのだ。
「そっちが心配ですね。ある意味、デービスよりも危険。変な意味でドキドキします。減量は失敗しても試合は行われましたものね?でもそれ以外が?確かに…減量は失敗してもいいので、興行自体は行われるようになんとかお願いしたい」
 ジョークを交えたが、平岡の「問題を起こさないでくれ」の願いは切実だ。なんとか流れた試合の再セットにこぎつけた大橋秀行会長も「なんでこんな心配をしなきゃいけないんだろうね」と、2度目の延期だけは回避されることを願っていた。
 だが、現役の世界王者時代から、数々の修羅場をくぐり抜けてきた大橋会長は、「こういうことが起きた時って勝つパターンなんだよな。運も味方してくれる。必ずチャンピオンになる」と、独特の嗅覚で平岡の海外での歴史的なベルト奪取を約束した。
 スーパーライト級は日本人ボクサーにとっては鬼門だった。過去に世界王者となったのは「ハンマーパンチ」「大和魂」で有名になった藤猛氏、帝拳の代表で連続KOの日本記録を持つ浜田剛史氏、そして敵地のメキシコで倒して勝った平仲氏の3人だけ。いずれも共通点は、ハードパンチャーであること。そういう意味で変幻自在のアウトボクサーである平岡がタイトルを獲得すれば異色となるが、それも歴史を塗り替えるにはふさわしい。大橋会長が招聘したメキシコ人のパートナー2人を相手に消化しているスパーリングは現在75ラウンドに到達しているという。

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