「大坂なおみは絶対にやってはいけないことだと知っているはず」全豪で波紋を広げた「カモン!」騒動をジョコビッチ妻や女子テニス界“レジェンド”らが痛烈批判…「テニスにはルールがある」
テニスの全豪オープン2回戦で大坂なおみ(28、フリー)が試合中に発した「カモン!」を巡り、敗れたソラナ・チルステア(35、ルーマニア)が激怒した騒動が一夜明けた23日にさらに波紋を広げた。男子のレジェンド、ノバク・ジョコビッチ(38、セルビア)夫人のエレナさん(39)が自身のSNSで「これが妨害行為と呼ばれないのが意外だ」と抗議された大坂の「カモン」の連呼を批判。女子のレジェンド、マルチナ・ナブラチロワさん(69、チェコ/米国)も「サーブの間に大声を出すことは許されない」と批判するなど、今日24日にマディソン・イングリス(28、豪州)との3回戦に臨む大坂の周囲は騒がしくなるばかりだ。
「これが妨害行為と呼ばれないのが意外」
大坂が対戦相手を激怒させた「カモン!」を巡る騒動の波紋が一夜明けてさらに広がった。男子の元世界ランキング1位、ジョコビッチの妻エレナさんが23日に自身のSNSを更新。試合中に発した「カモン!」を巡り、前日の2回戦で敗れたチルステアが激怒した一件に関して、非は大坂にあると見解を綴った。
「これが妨害行為と呼ばれないのが意外です。サーブとサーブの間に観客が拍手や声援を送ると、主審は『サーブの間は叫ばないでください』と注意します。プレーヤーの集中を乱すからです。ソラナはファーストサーブをミスし、セカンドサーブに集中しようとしていました。そのポイントはまだ終わっていませんでしたし、ほんの少しの間が空いただけでした。そして、誰かのファーストサーブのミスに拍手を送るのも本当に失礼です。だからこそ、主審となおみがそれ(カモン!)を公平だと思ったことに本当に驚きました。私が知らないところで、何かルールの変更があったのでしょうか」
厳しく批判した。
元モデルで慈善活動家でもあるエレナさんはさらに、ユーザーが「ルールの変更――」に質問してきた返信に対して次のようにコメントしている。
「自分を励ますのは悪いことじゃない。大事なのは、いつどうやってやるかということです。プロ選手として、なおみは相手のファーストサーブとセカンドサーブの間に絶対に行ってはいけないことだと知っているはずでした。その意味でも、挑発されたと怒ったソラナに対して、なおみが驚いたふりをしたのかがわかりません。彼女が他の選手にそんなことをするのは見たことがないので、ルールが変わったのかと思ったんです」
テニス界を騒然とさせた「ネットスキャンダル」が表面化したのは、大坂が4-2とリードして迎えた最終第3セットの第7ゲーム。30-30からチルステアがファーストサーブをネットにかけて失敗した直後だった。
マーガレット・コート・アリーナに大坂の「カモン!」が響く。決して大きな声ではなかったが、観客が静まりかえっていた分だけ、チルステアの耳にもはっきりと届いた。次の瞬間、セカンドサーブを打つのをやめたチルステアが主審に抗議した。
「大丈夫なのですか。ポイントの合間に『カモン!』と言っていいのですか。そもそもポイントの合間に何かを話せるものなのでしょうか」
しかし、主審は「サーブを打つ前なので問題はない」と抗議を却下した。苛立っていたチルステアはこのゲームをブレークされ、続く第8ゲームも落として敗退が決定。ネット越しに軽く手を合わせたものの、視線を合わせようともしなかったチルステアは、背後から何かを話しかけてきた大坂に激高しながらこうまくし立てた。

