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“ボールガール事件”のブズコバが母国のプラハオープン出場をSNSで表明したが、まだ非難が殺到する事態に(資料写真・ロイター/アフロ)
“ボールガール事件”のブズコバが母国のプラハオープン出場をSNSで表明したが、まだ非難が殺到する事態に(資料写真・ロイター/アフロ)

「サヨナラ…あなたが去ることを誰も悲しまない」“ボールガール事件”のブズコバ組が全英OP準決勝で敗退…最後まで続いた非難の声

  テニスのウィンブルドン選手権の女子ダブルス準決勝が14日に行われ、先の全仏オープンで加藤未唯(28、ザイマックス)組の失格を審判に訴え、世界中から非難を浴びたマリエ・ブズコバ(24、チェコ)とサラ・ソリベストルモ(26、スペイン)組が、2019年大会の覇者シェ・シュウェイ(37、台湾)とバルボラ・ストリコバ(37、チェコ)組にストレートで敗れた。グランドスラムで初めてベスト4に進んだブズコバだったが、敗退を待っていたかのように、試合結果を伝える大会公式ツイッター(@Wimbledon)には再び非難の声が殺到。後味の悪いままブズコバ組のウィンブルドンの戦いが終了した。

 加藤組を破った強豪ペアに完敗

 

 ブズコバ組のウィンブルドンが終わった。
 第1コートで行われていた準決勝第2試合が終わった直後から、大会公式ツイッターへのリプライなど、SNS上にブズコバ、ソリベストルモ組の敗退をまるで待っていたかのような厳しい投稿が目立ち始めた。
「さよなら、ブズコバ。あなたがいなくなることに誰も悲しまない」
 ともに勝ち上がれば、全仏オープンから因縁を引きずる加藤とアルディラ・スーチャディ(28、インドネシア)組と再戦するドローとなっていた準決勝。加藤組を3回戦で撃破しているシェ・ストリコバ組の前に、ブズコバ組もなす術なく敗れ去った。
 いきなり3ゲームを続けて奪われた第1セット。一時は3-3に戻す粘りを見せたものの、2019年大会の女子ダブルスを制した、ともに37歳のベテランペアの多彩なテクニック、そして巧みな試合運びの牙城を崩せないまま4-6で落としてしまった。
 反撃を期した第2セットも嫌な流れを変えるどころか、なす術なく5ゲームを連取される。休養及び出産からそろって今年4月に復帰した影響で、今大会はノーシードだったシェ・ストリコバ組の実力と、気迫の前に1ゲームを返すのが精いっぱいだった。
 試合終了直後に更新された大会公式ツイッターは、ボレーの応酬となった末にソリベストルモのリターンがネットに引っかかり、決着がついた場面を含めた50秒間の動画を投稿。冒頭を「何という勝ち方だ!」で綴り始めたつぶやきで、ベテランペアの勝利を伝えた。
 このツイートには「コート上での年齢は、実際には単なる数字にすぎないと証明した」や、2013年と2021年にもウィンブルドンを制しているシェを「彼女がなぜ魔術師と呼ばれるのかが、この試合を通してよくわかった」と称賛するリプライが多く寄せられた。
 しばらく、まるでブズコバ、ソリベストルモ組を無視するかのように彼女らへの投稿は見られなかったが、徐々に非難するリプライが目立ち始めた。
 準決勝だけを指して「素晴らしい結果。ブズコバとソリベストルモは勝利に値しなかった。もちろん全仏で彼女たちがやったことを受けて言っているわけではない」と試合内容に苦言を呈するものもあった。しかし、ほとんどは、全仏オープンの女子ダブルス3回戦で加藤組の失格を審判に訴え、世界中から非難された一件の延長線上にあるものだった。
「泥棒ペアを大会から排除してくれたシェとストリコバに感謝します」
「伝説のペアが詐欺師たちを終わらせた」
「2人が全仏オープンの詐欺師たちを捕まえてくれて本当によかった。もう二度とマリエとサラを応援することはないでしょう」

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