「オオタニはメディアに贔屓されすぎている」「ジャッジの守備はポンコツ」MLBネットワーク「トップ100」大谷翔平1位、ジャッジ2位が波紋「どちらが上?」“終わりなき論争”がSNSで再燃
一方のジャッジは、キャリアハイの打率.331で首位打者を獲得して53本塁打、114打点、出塁率.457、長打率.688の数字を残した。
OPS(出塁率+長打率)はジャッジが1.144 で大谷の1.014を上回り、 勝利貢献度を示すWARも、ジャッジが10.1で大谷が9.4。打者だけの数字で見るならジャッジが上だ。だが、大谷には唯一無二の二刀流としての活躍がプラスされている。
スペインのナンバーワンスポーツメディアである「マルカ」の英語版もこのSNSでの論争の再燃を記事にした。
同サイトは「多くのファンは大谷をランキングトップに据えた判断は理にかなっていると考えている。打者としても投手としても最高レベルでプレーできる能力は、MLBの歴史においても極めて稀な存在。二刀流選手としてのインパクトは、今なおリーグのどのスターと比べても決定的な差別化要素となっている」としながらもこうも伝えた。
「この発表が全会一致で受け入れられたわけではない。多くのヤンキースファンや中立的アナリストは『なぜジャッジが1位ではないのか』と疑問を呈した。主要な打撃成績でジャッジが大谷を上回っていた点や、WARなどの高度な指標でもリーグ上位に名を連ねていたことを指摘している」
同サイトも「ジャッジの守備力への批判や『大谷はメディアに贔屓されすぎている』との指摘など双方への批判も見られた」と記している。
米サイト「ヤードバーカー」が2人の比較論の中で問題視したのは、ワールドシリーズを連覇している大谷と、まだヤンキースの一員として一度も、世界一リングを手にしていないジャッジとの違いだ。
「多くのヤンキースファンにとって最も感情を揺さぶられる2人の比較ポイントはやはりワールドシリーズリングだろう。ドジャースは2024年、2025年に連覇を達成。一方のヤンキースは、2024年にはワールドシリーズまで進んだものの、あと一歩届かず、2025年はブルージェイズに敗れてディビジョンシリーズ敗退に終わった。数字面ではリーグ屈指の成績を残し、オールスター選出回数も多いジャッジだが、本人は『優勝こそが究極の目標』だと繰り返し語っている」
果たして2026年に大谷とジャッジは「どちらが上?」の論争に終止符を打てるのか。
前出の「トータルプロスポーツ」は「ファンが議論を交わすのはごく自然なこと。どちらも卓越した能力を持つ選手であり、2人を巡る論争が終わることはおそらく永遠にないだろう」とまとめ、同「マルカ」は「ランキングや数字を超えて大谷とジャッジをめぐる議論は、これからも長く続いていくだろう。メジャーの歴史を塗り替え続ける彼らのパフォーマンスがその火を絶やすことはなさそうだ」と結論づけていた。

