94歳の球界重鎮が「視聴方法がよくわからずWBCは見れていない」と地上波放送なしNetflix独占配信に激怒…「商業主義も甚だしい。WBCの意義は野球の世界普及ではなかったのか」
WBCの準々決勝がいよいよ13日(日本時間14日)から米国で始まる。今大会は国内ではNetflix独占で有料配信しているが、巨人OBで西武、ヤクルトで監督として日本一を手にしている広岡達朗氏(94)が「ネットなんとかの視聴方法がよくわからずWBCは見れていない」と明かし「商業主義も甚だしい」と怒りの声をあげた。今大会で地上波放送がないことに対しては賛否の声がある。
約150億円の放映権料
94歳の球界重鎮は怒っていた。
WBCでの侍ジャパンの戦いについての意見を聞こうと連絡を取ってみると「楽しみにしていたが、見れていないんだ」と嘆いた。
「テレビでやらないとは知らなかった。ネットなんとかの視聴方法がよくわからん。娘に手続きをやってもらおうかとも思ったが馬鹿らしくなってやめた。新聞やテレビが詳しく伝えているので、そこは見ているが、ほんとに残念というか、あきれている。おかしいよ」
今大会は国内ではNetflixが独占配信し、地上波での無料放送はない。
2023年の前大会では、TBSとテレビ朝日が放送し、Amazonプライムビデオが、ネットで配信して、「テレビで見る人」「移動中などテレビで見れない環境にいる人」の棲み分けをして、侍ジャパンが優勝した大会は、国民的イベントと言えるほどの盛り上がりを見せた。
だが、今回は150億円とも言われる高額な放映権料を払いNetflixが独占配信権を得た。前大会に比べて約5倍以上の高額放映権料に日本の放送局は太刀打ちできなかった。
広岡氏は、そのやり方を批判した。
「商業主義も甚だしい。そもそもWBCが始まった意義はなんだったんだ。全世界に野球を普及するという狙いがあったんじゃないのか。幅広い世代に、この大会を無料で見てもらって、野球をやりたい、将来代表になってWBCに出たいと思える子供たちを増やす目的があったんじゃないのか。実際にやっていることは逆だ。そういう夢をつみとるようなことはしてもらいたくなかった。単にメジャーリーグと運営サイドが金儲けしたいだけじゃないか。3年前は普段野球に興味がないような人からもWBCの話をよくされた。地上波で放送しているからそういうコアではない老若男女をも巻き込むブームを作ることができた。オリンピックが盛り上がるのもそういうことだ。地上波を排除した大会運営側に問題がある」
Netflixの独占配信に関しては賛否の声が飛び交っている。地方からは「見たいけど見れない」という声もあがっていた。

