「日本がW杯優勝ダークホースから有力候補へ」英紙“格付けランキング”で日本はグループFでオランダの13位より上の8位…ESPNも「システムがより攻撃的に進化している」と評価
同局は「優勝は横に置き必要なのはベスト8進出」とした上で、過去の日本のW杯の歴史と共に前回のカタール大会で長友佑都が「ベスト16の壁」について語っていたことを紹介した。
「勝負がメンタルに左右されることも否定できないが、4年前から一段階進化したことを示す兆しも見えている」と分析した。
カタール大会ではグループステージで、ドイツ、スペインに勝利したものの、コスタリカ戦で「より強い相手に対するような守備的戦い方を選び、結果的に中米のチームに0―1敗戦の番狂わせを許してしまった」ことを伝え、当時森保監督に批判が殺到したものの、現在では「彼が過度に保守的だと批判されることはほとんどなくなっている」と伝えた。
またチーム戦術やメンバー構成も詳しく分析した。
「森保監督が採用している『3-4-2-1』がより攻撃的なものへと進化している。ウイングバックには三笘薫や堂安律といった本来攻撃的な選手が起用されており、守備時には役割を果たしつつもボールを保持した瞬間に一気に攻撃モードへと切り替える。これまで悩みの種だった豊富な攻撃陣を一つのスタメンに収める問題も解消された。久保建英と堂安は右サイドで連携し、左では三笘と南野拓実が同様に機能していた(南野は12月の前十字靭帯断裂により出場が難しい見込み)。また昨季クリスタル・パレスでFAカップを制した鎌田大地でさえベンチから出場機会を待つ状況となっている」
そしてイングランド戦で三笘のゴールについても「最も危険なアタッカーたちが流動的にポジションを入れ替え相手が気づく前に一撃を加える…そんなシーンだった」と改めて解説を加えた。
「森保監督が極端に攻撃偏重へ転じたわけではない。守備の安定も依然として保たれている」と、直近4試合で得点を許していない守備も称えた。
そして同局は、こう結論づけた。
「W杯でどこまで進めるかを決めるのはやはり彼ら自身が乗り越えなければならないメンタル面かもしれない。強豪オランダ戦からここ数年うまく機能してきた戦い方を貫くのか。それとも大舞台のプレッシャーにより、かつての慎重なスタイルへ逆戻りしてしまうのか。“ベスト16の壁”を越えるためには、相手に関係なく自分たちがそれ以上の存在であるかのようにプレーするしかないのかもしれない。ベスト8、さらにはベスト4にふさわしいチームとして。日本はW杯へのプロセスでそれが可能であることを何度も証明してきた。イングランドを倒したように」
日本のW杯初戦となるオランダ戦は6月14日(日本時間15日)にキックオフとなる。

