名門帝拳に何があった?元WBA王者の高見亨介が再起戦を体調不良で“ドタキャン”…浜田剛史代表が否定した「水抜き減量失敗ではない」であれば出場停止処分は免れるが…JBC提出の診断書次第
浜田代表も「練習もうまくいっていた。最後の1週間というのがきつかったが、いい動きができていたので階級を上げて正解という風に思っていた」と悔しがった。
浜田代表は病院での診察、治療を終えた後の高見と話をしたそうだが、謝罪の言葉を口にし「ショックで元気がなかった」という。
今後について浜田代表は「これだけの迷惑をかけて謝って済む問題ではない。いずれにしろペナルティーがありますから」との覚悟を口にしたが、JBCに医師の診断書を提出しペナルティーについての判断を仰ぐことになる。脱水症状など減量の影響と見られる診断が出た場合、試合中止になった影響の大きさから1年間のライセンス停止処分が下される。また階級変更が勧告されることになる。
ただ3年前に堤駿斗(志成)が高熱による体調不良で前日に試合中止となった際にインフルエンザ罹患の診断書を出してペナルティを科せられなかったケースがあり、減量以外の原因とみられる体調不良の診断書が出された場合、ライセンス停止処分を免れることになる。
前出のように浜田代表は、水抜きによる減量失敗と脱水症状を否定しているためペナルティの有無は、今後の医師の診断結果次第ということになる。
選手の体調に目を光らせる長野ハルマネージャーが存命の頃の帝拳では筆者の記憶にある限り、このような”失態”は過去に一度としてなかった。
浜田代表も「一番やってはいけない前の日の体調不良ですから、今後は絶対にないようにしなければいけないと思っています。明日の試合が終わったらトレーナーを集めて反省会です」と、緊急ミーティングを開き、選手の体調、体重の管理の徹底を確認することを明かした。
「お詫び」を掲載した帝拳の公式Xでも「今後の体重管理を徹底するとともに、ジムをあげて再発防止に努めてまいります」と表明している。
帝拳だけでなく、ボクシング界に衝撃を与える王座返り咲きを狙う帝拳ホープの直前試合中止となった。

