「ファンに失礼だ!阪神は三冠王を出さないままCS敗退するつもりか?」球界大御所が横浜DeNAに王手をかけられた虎に連日の檄!「投手が点をやらなければ負けない」
セ・リーグのクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第3戦が16日、甲子園で行われ、阪神が横浜DeNAに0-4の3試合連続の完封負けを喫して3連敗。横浜DeNAが日本シリーズ進出に王手をかけた。コンディション不良の佐藤輝明(27)と森下翔太(26)がスタメンから外れ、前川右京(23)まで死球で途中退場となり骨折と診断された。巨人OBでヤクルト、西武で監督を務めた広岡達朗氏(94)は「ファンに失礼だ。三冠王を出さないままCS敗退するつもりか?投手が点をやらなければ負けない」と檄を飛ばした。
森下翔太は代打で登場も中飛に終わる
また甲子園のスコアボードにゼロを9つ並べた。3試合連続の完封負け。CSでの27イニング無得点は2010年の巨人の25を超えるワースト記録だ。
しかも「何とか試合を作ろうと思って臨んだが今日は出来すぎ」という横浜DeNAのドラフト4位ルーキーの片山に7回までわずか2安打、8三振を奪われ、本来の勝利方程式である浜地、レイノルズの3連投を避けるために投入された伊勢、ルイーズに8,9回を6人でピシャリと抑えられた。
もうどちらがリーグ優勝チームかわからない、
コンディション不良の佐藤と森下がベンチには入れたがスタメンから外れた。藤川監督は1番に立石を入れ、3番近本、4番大山、5番前川とオーダーを組み替えるも機能しない。1回に一死から中野がライト前ヒットで出塁、近本のセカンドゴロを牧がトンネルして一死一、二塁のチャンスをつかむも、大山は初球の甘いストレートを見逃し、追い込まれてから見送ればボールのチェンジアップに手を出して6-4-3の併殺打に終わった。典型的な打撃不調時の打撃内容である。
さらに2回にショッキングな事件が起きる。
先頭の前川が左手首に死球を受けて途中交代、試合後、骨折だったことが判明したのだ。これで前川までシリーズ出場は難しくなった。
一方の横浜DeNAも下手を打った。
才木の立ち上がりを攻めた1回無死一、二塁で、才木に今季打率.357と相性のいい佐野になんとバントのサイン。捕手前に転がり、三塁で封殺されて失敗。
2回にも無死一塁でフルカウントから三森にスタートを切らせたが、林がアウトローのストレートに手を出さずに見逃しの三振となり、三森も二塁でアウト。相川采配は空回りしていた。通常であれば、流れが変わるはずだが、阪神も自らその流れを手放すような記録に残らないミスを犯す。
3回だ。先発の才木は一死から度会にフォークを片手でレフト前へ落とされ、続く牧には、甲子園では珍しいレフトへのエンタイトル二塁打を許した。本来なら失点してもおかしくなかった場面が、二、三塁となるも、3番の佐野にバックスクリーン右へ痛恨の先制3ランを運ばれた。フォーク、スライダーを低めのゾーンに落として2ボールとなったところでのインコースを狙った150キロのストレートがシュート回転して中へ甘く入った。
一塁は空いていた。次打者は右の宮崎。ストライクを取るのであればアウトロー。あるいは、もう1球変化球で誘っていい場面だった。8月14日の広島戦以来、才木とバッテリーを組む梅野の配球にも狂いが生じていた。
今季甲子園での防御率0.85の才木も横浜DeNAの勢いを止めきれなかった。

