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横浜DeNAがバウアーの電撃復帰を発表
横浜DeNAがバウアーの電撃復帰を発表

「バウアーの10勝プラスの可能性で横浜DeNAがリーグ優勝しちゃうって?!」メジャー復帰叶わず古巣で沢村賞を狙う元サイ・ヤング賞右腕の電撃復帰でベイスターズが優勝候補に急浮上!

 横浜DeNAが27日、2年前に同チームでプレーした元サイ・ヤング賞受賞投手のトレバー・バウアー(34)と契約合意したことを発表した。背番号は前回と同じ「96」。入団発表などは後日に行われる。横浜DeNAは昨季26年ぶりに日本一を手にしたがペナントレースは3位。日本一&リーグ優勝を目指すために最大のテーマだった先発陣の補強に成功した横浜DeNAが優勝候補に急浮上してきた。

 「沢村賞とサイ・ヤング賞を取る事は、野球人生の中で最高の栄誉」

 キャンプインを前にしてベイファンにビッグニュースが飛び込んできた。この日、横浜市内で行われたファンイベントで、バウアーとの契約合意がサプライズ発表され、続けて球団が正式にプレスリリースした。
 バウアーはベイスターズのユニホーム姿でビデオメッセージを寄せ、「また皆さんに会えるのが楽しみで待ちきれません」と語り、こう熱い思いを伝えた。
「前回日本にいた時は最善を尽くしましたが、ケガでハマスタのファンの前でシーズンを通して投げられませんでした。また、優勝することができなかったので、今年はそのすべてを変えたいです。僕自身にとって沢村賞とサイ・ヤング賞を取る事は、野球人生の中で最高の栄誉だと思っているので、今年はそれを成し遂げたいと思っています。2025 年シーズンから新しくなったユニフォームを着て、ファンのために優勝を勝ち取ります。いつも応援してくれて本当にありがとうございます。またすぐに会いましょう!」
 優勝への貢献、そしてサイ・ヤング賞に続く、沢村賞獲得を公約した。
 バウアーは、インディアンズ(現・ガーディアンズ)時代の2015年から5年連続2桁勝利をマーク。新型コロナウイルスの感染拡大でシーズンが60試合に短縮された2020年には、レッズで5勝4敗、100奪三振、防御率1.73で、防御率タイトルと共にナ・リーグのサイ・ヤング賞を獲得、そのオフにドジャースと3年1億200万ドル(当時のレートで約107億円)の大型契約を結んだ。だが、知人女性へのDV問題でメジャーリーグ機構から324試合の長期の出場停止処分を受け(処分は194試合に短縮)、2023年1月にドジャースから契約を解除され、その年の3月、横浜DeNAに電撃入団した。
 入団が遅れたバウアーは5月デビューとなったが、19試合に登板し、10勝4敗、防御率2.76の成績を残した。2024年もチームは契約延長を求めたが、バウアーはメジャー復帰を目指して、メキシコリーグに参加、メキシコシティー・レッドデビルズに所属して、14試合に先発し、10勝0敗、防御率2.48で、リーグ最多の120三振を奪い、リーグの最優秀投手賞を獲得した。
 今オフも続けてメジャーチームとの契約を望んでいたが、オファーがなかった。
美人の代理人で知られるレイチェル・ルーバ氏は、Xにて、「彼はほとんどのMLBチームでローテーションの1番手か2番手を務めるだけの能力を依然持ち合わせている。でも、99%のGMはそれに反論する」と明かしていた。過去に犯した過ちがもたらす影響とバウアーの攻撃的な性格への不安から、どのチームもバウアーを獲得リストから消しているのが現状。その中で、横浜DeNAからの熱心な復帰コールもあり、“第二のホーム”ともいえる古巣のマウンドに帰ってくることを決断したとみられる。

 

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