世界的名将クロップ氏が「日本とノルウェーは近年強豪国レベルまで大きく成長」と評価…決勝Tで対戦可能性のブラジルは優勝候補に「アンチェロッティ監督が欠けている戦術的規律を…」
日本時間今日26日午前8時からの日本対スウェーデンのグループリーグ最終戦を前にリバプール監督時代にプレミアリーグ、チャンピオンズリーグなど主要タイトルを制覇したことで知られる名将のユルゲン・クロップ氏(59)が、「近年強豪国レベルに進化したチーム」として日本とノルウェーの2チームをあげた。イタリア最大級のスポーツメディア「ガゼッタ・デロ・スポルト」のインタビューに答えたもの。同氏は優勝候補としては、母国のドイツを支持しているが、決勝トーナメントで対戦可能性のあるグループC1位のブラジルのカルロ・アンチェロッティ監督(67)の手腕を高く評価している。
「日本は並外れた世代を擁する」
日本の進化が世界的名将に認められた。
カウンター戦術である「ゲーゲンプレス」を考案し、リバプール監督時代に、プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、FAカップ、EFLカップのすべてを制覇した名将のクロップ氏だ。イタリア最大級のスポーツメディア「ガゼッタ・デロ・スポルト」のインタビューに応じたもので、リバプールを退任しているため、今大会は、メキシコからダラス、ヒューストンなどの会場で連日視察。その熱狂を肌で感じると共大会のレベルの高さをこう評価した。
「レベルが非常に高い。私はそれが大好きだ。すべての試合を見たわけではないが、どの試合にも質がある。以前のワールドカップでは、戦術や結果重視の姿勢が試合展開を妨げることが少なくなかった。しかし今回は、試合を支配し、ゴールを奪おうとする意志が見える。待ちの姿勢は少ない。特に小国は強い印象を残そうとしている。また強豪国は勝利し、できるだけ早く次のラウンドへ進もうとしている。全体として非常に層が厚い。平均レベルは高く、自身の予想を上回っている」
また開催地によって条件が違い、屋根のあるダラスやヒューストンと違い、完全な屋外のニューヨークやボストンでは、芝生が非常に乾燥しており「試合を大きく変える」という。
クロップ氏は、こう続けた。
「ベスト16から本当の勝負が始まる。大きな番狂わせが起こる余地はあまりない。準々決勝から先は本当に最高レベルのチームだけが残るだろう。強豪国とスター選手たちは期待に応えている。準々決勝にはすべての優勝候補国が進出するだろう。なぜなら、彼らは、そこではより高い実力を発揮するからだ」
そして「近年強豪国レベルまで大きく成長した代表チームも存在する」と付け加えて、注目発言を行った。
「それは2チーム。並外れた世代を擁するノルウェーと日本だ」
クロップ氏は、ドルトムントの監督時代に香川真司、リバプールでは、南野拓実、遠藤航を指導しており、日本のトッププレーヤーのレベルを熟知している。だからこそ日本の名前が出てきたのだろう。またノルウェーはイラク、セネガルに連勝し、優勝候補であるフランスに勝ち点6で並ぶ2位につけている。

