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メッシがオーストリア戦でW杯通算最多得点記録を更新する2ゴールを決めるも誤審疑惑が…(資料写真:ロイター/アフロ)
メッシがオーストリア戦でW杯通算最多得点記録を更新する2ゴールを決めるも誤審疑惑が…(資料写真:ロイター/アフロ)

「メッシ特権があるようだ。ゴールは取り消されるべき」メッシW杯最多得点更新直前の“誤審疑惑”にオーストリア指揮官、選手が「明らかなファウル」と激怒…地元公共放送記者「ひどすぎる」

 アルゼンチンのリオネル・メッシ(38)が22日(日本時間23日)のオーストリア戦で、2得点をマーク、W杯通算最多得点記録「16」を一気に2点更新し「18」へ伸ばした。2-0で勝利して決勝トーナメント進出を決めたが、オーストリアのラルフ・ラングニック監督(67)は「明らかなファウルだ」とその1点目の起点となったプレーで審判が反則を取らない誤審があり取り消さるべきだとの怒りの声をあげた。地元のメディアからも「メッシ特権があるようだ。ゴールは取り消されるべきだ」という意見が出るなどメッシの記録ゴールが物議を醸すことになった。

 

 39歳の誕生日2日前のメッシ驚愕の2ゴールに試合後“物言い”がついた。メッシは開始8分得たPKのチャンスをゴール右の枠外に外すものの前半38分にファクンド・メディナの左からのクロスをチアゴ・アルマダが、股の間をスルーさせて、絶妙の“おとり”となり、走り込んできたメッシが左足で決めた。
 これがW杯通算17得点目。元ドイツ代表のミロスラフ・クローゼの持つ歴代最多得点の「16」を抜き単独1位に踊り出た。
 自陣でボールを奪ってのカウンター攻撃だったが、オーストリアのラングニック監督は、その起点となるプレーが「明らかなファウルだった」と怒りの声をあげたのだ。オーストリアメディア「ホイテ・スポーツ」が伝えたもの。
 ドイツのライプツィヒでプレーするオーストリアのザヴェル・シュラガーがボールを持っていたが、リバプールに所属するアルゼンチンのアレクシス・マック・アリスターが後ろからボールを奪いにきて手を使って倒された。だが、エジプト人主審アミン・オマルは、ホイッスルを吹かず、そのまま試合は流れた。アリスターがボールを奪い、そこからカウンター攻撃を仕掛けて、メッシが先制ゴールを奪うが、シュラガーは、その間ずっとピッチに倒れたままだったのだ。
 指揮官はオマル主審の誤審を主張した。
「最初の失点については、主審にもう一度映像を確認して欲しかった。もし確認していたなら誰もが見たものを彼も見ていたはずだ」
 理解できなかったのは、VARが介入しなかったことだった。
「シュラガーに対する明らかなファウルだ。なぜVARのの機能を使わなかったのか理解できない。この技術はまさにそのために導入されたのだ。この場面をもう一度見た人の少なくとも80%は、明らかなファウルだったと言うだろう」
 怒りの声をあげたのは、指揮官だけではなかった。
 前出のメディアによると、FWのミヒャエル グレゴリッチュは、審判がファウルを見逃したのは、この場面だけではなかったことに不満を爆発させた。
「私もハーフウェーライン付近で私はファウルを受けた。相手のプレーが私の頭に当たったのに、主審は笛を吹かなかった。私は地面に倒れ込み、明らかに頭を押さえていた。それでも笛は鳴らなかった。さらに最初の場面では相手にスパイクを踏まれて靴が脱げてしまい、私は急いで履き直さなければならなかった。あれは正しい判定だったとは思えない」
 またドイツメディア「スポルト1」は、MFのコンラット・ライマーの疑念の声を伝えている。
「彼ら(アルゼンチン)が何度ファウルをしたのか分からない。体感では700回くらいしていたように感じるが、イエローカードは70分を過ぎて、ようやく1枚出ただけだった。理由は分からないが、もう警告カードを出さないようにしているようだ」
 遠回しにメッシ擁護の雰囲気があったと示唆した。
 この試合のファウル数は、オーストリアとアルゼンチンは共に13回。イエローカードも両チームにそれぞれ2枚ずつしか出ていなかった。

 

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