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ロバーツ監督が信頼を寄せる大谷翔平はリーグ優勝決定シリーズで復活できるのか…異変指摘の声も’(写真・アフロ)
ロバーツ監督が信頼を寄せる大谷翔平はリーグ優勝決定シリーズで復活できるのか…異変指摘の声も’(写真・アフロ)

「私は彼を決して見限らない」大谷翔平はロバーツ監督の信頼に応えられるのか…米メディアは「身体の他の部位にも違和感」「ネクストで素振りをしなくなった」と異変指摘も

 いよいよ日本時間明日12日にドジャースとブリュワーズのナ・リーグ優勝決定シリーズが開幕する。ドジャースの懸念材料は地区シリーズで打率.154に終わった大谷翔平(32)の状態だ。デーブ・ロバーツ監督(54)は、2番から5番で起用し「私は彼を決して見限らない」と明言するも、米メディアは「ネクストバッターズサークルで素振りをしなくなった」などの異変を指摘する声もある。果たして大谷は目を覚ますのか。

 リーグ優勝決定シリーズ初戦の打順は「2番から5番」

 ドジャースとブリュワーズとのリーグ優勝決定シリーズは昨年と同じ顔合わせだ。昨年はドジャースが4連勝。第4戦では大谷が「1番・投手」の二刀流で出場して、投手として6回無失点、打者として驚異の1試合3発でブリュワーズに引導を渡した。大谷はその勢いのまま、ブルージェイズとのワールドシリーズでも3本塁打をマークしている。だが、今回のリーグ優勝決定シリーズで、その再現を期待する声は大きくない。
 上腕二頭筋、左膝、首などに故障を抱えてシーズン終盤に負傷者リスト入りし、ブレーブスとの地区シリーズでは、打率.154と低迷した。長打は1本もなく、打点はゼロ。本塁打に至っては8月18日のロッキーズ戦以来出ていない。打順も1、2戦は「1番」、左腕のクリス・セールと対戦した第3戦は「5番」、右腕のタイラー・マーリーが先発した第4戦は「4番」とめまぐるしく動いた。
 映像メディア「Bleed Los: Dodgers & MLB News Podcast」によると、オンラインによる会見に応じたロバーツ監督は、ブリュワーズのサイヤング賞候補である“怪物” ジェイコブ・ミジオロウスキーが先発する第1戦での大谷の打順を聞かれ、「まだ分かりません。まだ決めていないんです。おそらく1番から5番の間、あるいは2番から5番の間になると思います」と曖昧な回答をした。
 大谷の現状についてはこう語った。
「ブレーブス戦ではセールとの対戦を除けばストライクゾーンをうまくコントロールできていた。スイングも良くなったところが見られた。ただ今の時点でこれが確かな手応えだと胸を張って言えるものはありません。私が信じているのは、彼という人間と、彼が持っている才能です。それに試合から2日ほど離れて、自分のスイングを調整し、身体を休め、精神的にも休息を取れることは彼にとってプラスになると思います」
 そしてこう明言した。
「私は決して彼を見限りません」
 果たして大谷はロバーツ監督の信頼に応えられるのか。
 このロバーツ監督の会見を受け、米メディアも大谷についての展望記事を掲載した。
「ジ・アスレチック」のドジャース担当記者であるファビアン・アルダヤ記者は「大谷はドジャース打線を引き上げられる状態にあるのか?」との見出しを取り、ブレーブス戦の4試合の打撃内容をチェックした。
 ブレーブスの投手陣が大谷に投じた72球のうち、ストライクゾーンに入ったのは、わずか27球(37.5%)で、これはドジャース打線の中で最も低い割合。またそのゾーン外に投じられた45球のうち15球にスイングした。これもドジャース打線でワーストの数字だという。
「ボール球を追いかけている」と指摘してきたロバーツ監督は、大谷の打撃内容の改善を口にしたが、データではそうは出ていなかった。
 また同記者は「選球眼を改善したからといって大谷の健康状態が良くなるわけではない。彼が100%の状態ではないことは明らかだ。打席に入る前の習慣にも変化が表れており、ネクストバッターズサークルで素振りをしなくなっている」と異変を指摘。昨年のリーグ優勝決定シリーズ第4戦で見せた大爆発の「再現の可能性は低い。たとえ1か月前より体調が良くなっていたとしてもスイングとタイミングは依然として狂ったままだ」と結論づけた。

 

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