「チャンスに弱いダルベックはもういらん」巨人“ご意見番”が横浜DeNAに王手をかけられた巨人に喝!…「4番が頼りにならんのだから泉口にはバントでなく強打だ」と9回の橋上采配にも苦言
セ・リーグのクライマックスシリーズ・ファーストステージが10日、東京ドームで開幕。2位の巨人が3位の横浜DeNAに1-2で敗れて王手をかけられた。1-1で迎えた9回に守護神ライデル・マルティネス(30)が度会隆輝(24)に決勝アーチを許しての敗戦だが、その裏一死三塁の同点機に4番のボビー・ダルベック(31)が凡退。巨人OBでヤクルト、西武で監督を務めた広岡達朗氏(94)は「チャンスに弱い外国人はもういらん」と今季限りの契約解除を求めた。また9回の橋上秀樹監督代行(60)の采配にも疑問を投げかけた。
守護神が高めのストレートを被弾
まさか。いや、またかだ。
1-1の同点で投入された守護神マルティネスが9回一死からベンチで戸柱から「本能で打って来い」とアドバイスを受けたという度会に高めに投じた152キロのストレートをライトスタンドへ運ばれた。ボールが先行。カウント3-1となってからストレートに山を張られた。
今季通算250セーブの金字塔を打ち立てたマルティネスだが、阪神との最後の直接対決となった10月1日の甲子園でも1点リードの9回に救援し、中野に二塁打、二死二、三塁から大山に同点タイムリーを浴びるなどリードを守れなかった。これで2登板連続での救援失敗。中継局のレポートによると、橋上監督代行は「コンディション的に疲労が取れてるとは言い難いのかもしれない。あのへんの高さの球を引っ張られるのは、なかなか今までなかった。とはいえ彼に代わる選手がいない」と振り返ったが、あの高さのストレートでファウルや空振りが取れないのは、やはりマルティネスが本調子ではない証拠。同点のシチュエーションの登板に集中力を高められなかったということもあったのかもしれない。
だが、その裏、同点に追いつくチャンスがあった。
先頭の松本が横浜DeNAの“160キロストッパー”レイノルズからレフトとセンターの前へ落とすヒットで一気に二塁を陥れたのだ。タイミングはアウトだったが、横浜DeNAの中継が乱れた。隙をついたプレーで得点圏に進んで、橋上監督代行は、続く泉口にバントのサイン。泉口は三塁側に綺麗に決めるも、続く4番のダルベックが、ボールワンからの甘い変化球を見送り、続く156キロのストレートにまったくタイミングが合わずに空振り、1-2と追い込まれた。フルカウントとなってからカットボールをファウルにしたが、最後157キロのインコースのストレートにどん詰まりの一塁フライ。肝心なところで外野フライも打てず、この日は4タコに終わり、4番の役割を果たせなかった。
橋上監督代行は「打てるか打てないかはコンディションとは別の問題」と自虐的にコメントしたが、巨人の“ご意見番”の広岡氏は、手厳しかった。
「ダルベックは、シーズンで25本塁打を打っているが、肝心なチャンスではからっきしダメ。どう攻められているかのデータが出ているのにいっこうに変わらない。そこはボールゾーンの変化球でも三振だよ。相手にしてみれば楽だ。こんなチャンスに弱い外国人はもういらん。来年使っても結果は一緒、こんな外国人を4番で使っていることが間違いだ。キャベッジもいらん。外国人のレベルが下がっていて新外国人を獲得しても期待できない。自前で育てるしかないが、候補もおらん。岡本が抜けた穴は大きいよ」

