「チャンスに弱いダルベックはもういらん」巨人“ご意見番”が横浜DeNAに王手をかけられた巨人に喝!…「4番が頼りにならんのだから泉口にはバントでなく強打だ」と9回の橋上采配にも苦言
ダルベックはレギュラーシーズンで打率.252、25本塁打、81打点の成績を残して、得点圏打率は.290あるが、広岡氏は「ここ一番で打った記憶はない」と手厳しい。走者二塁での打率は.275あるが、一、三塁、二、三塁ではいずれも打率1割台。やるべき仕事ができていない。キャベッジに至っては、CSの第1戦のベンチ入りメンバーから漏れ、宮崎のフェニックスリーグに参加している。
広岡氏は、そのダルベックに期待を寄せて、3番の泉口にバントをさせた橋上采配にも苦言を呈した。
「頼りにならない4番の前で走者を三塁に進めても意味がない。ラインナップを見て、最も期待ができそうな泉口にバントをさせてどうするんだ。ツーストライクまで好きに打たせて追い込まれたから進塁打を意識させればいいだけの話。まず同点ではなく一気にサヨナラで勝負をつけにいくべきだった」
巨人はやるべきことはやっていた。
先発の井上が、1回に、いきなり相性のいい牧に失投をレフトスタンドに運ばれるも、その裏に先頭の吉川が二塁打で出塁すると、松本に送らせて、泉口の一塁ゴロの間に同点にした。井上は2回には先頭の宮崎にライト前ヒットで出塁を許すも、絶妙の牽制でアウトにした。橋上監督がセーフの判定をリクエストで覆してピンチの芽を摘んだ。
広岡氏が「横浜DeNAは監督が代わろうがずっと野球が甘い」と、ブッタ斬る隙を見逃さなかった。今季横浜DeNAに7試合に登板して5勝1敗、防御率0.77と抜群の相性の良さを誇る井上がそれ以降、8回まで横浜DeNAを1安打無得点に抑え込んでゲームを作った。
ただ巨人打線は東を攻略できなかった。5回にはリチャードがライトポール際に幻の本塁打性の打球を飛ばすもファウル。7回には先頭の大城がレフト前ヒットで出塁するも1本が出ず、リチャードのショート左を襲う打球も、横浜DeNAのルーキー成瀬の好守に阻まれて併殺に終わっていた。
巨人は崖っぷちに追い込まれた。
今日11日の先発は巨人が竹丸で、横浜DeNAが石田裕。打線が奮起しなければ、巨人は2年連続で横浜DeNAにファーストステージで敗れて悲しい終幕を迎えることになる。

