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得点王&MVPのセルティック古橋亨梧が4年契約でチームに残留が決まった(写真:ロイター/アフロ)
得点王&MVPのセルティック古橋亨梧が4年契約でチームに残留が決まった(写真:ロイター/アフロ)

「驚きの代表漏れを決めた森保監督が今は熱心だって?」セルティック古橋亨梧の得点王独走23ゴール目に地元紙は皮肉?!

 期待通りにレンジャーズ戦、そしてキルマーノック戦と積み重ねられたゴール数は「23」に到達。2位のFWケビン・ファン・フェーン(31、マザーウェル)に4差をつけてトップを快走している。年間最優秀選手はセルティックに所属していた中村俊輔が2007年に受賞しているが、ヨーロッパ各国のリーグ戦で日本人得点王が誕生すれば史上初の快挙になる。
 もっとも、古橋はキルマーノック戦の前半限りで交代している。
 スコティッシュ・プレミアリーグは所属する12チームがまず3回戦総当たりで戦い、その後に上位、下位の6チームずつが1回戦総当たりで戦って最終的な順位を決める。次節で3回戦総当たりの最終戦を迎え、続けて上位だけのチャンピオンシップグループ、さらにスコティッシュカップ準決勝と大事な戦いが続くなかで、大差がついた一戦で古橋に休養が与えられた。
 そして、古橋に代わって投入された韓国代表のホープ、22歳のFWオ・ヒョングを視察するために、スタンドには同国代表のユルゲン・クリンスマン監督(58)が訪れていた。
 コロンビア、ウルグアイ両代表と戦った3月シリーズで、オ・ヒョングはともに後半途中から投入されている。2月から韓国代表を率いるクリンスマン監督は、1月にセルティック入りしたオ・ヒョングへの期待を、地元メディアの「THE CELTIC WAY」に語っている。
「3月の国際親善試合で同じ時間を過ごしたが、彼は非常に特別な才能を持っていてポジティブな印象を受けた。スコットランドへの移籍は絶対に彼の助けになる。セルティックのような巨大なクラブでプレーするのは、若い選手にとって決して簡単なことではない。しかし、彼はすでに10試合でピッチに立っている。必ず大きな成長曲線となって表れるだろう」
 日本も3月シリーズでウルグアイ、コロンビア両代表と戦っている。カタールW杯後に日本サッカー協会との契約を更新した森保一監督(54)のもと、2026年の次回大会へ向けて新たな一歩を踏み出すシリーズは、招集されたメンバーを巡って少なからず物議を醸した。
 セルティックで絶好調をキープしていた古橋が、地元メディアで年間最優秀選手候補の一人にあげられている旗手怜央(25)とともに選外となった。昨年のカタールW杯でも、2人は期待されながら招集外となっていた。しかも森保監督は3月シリーズで2人を選外とした理由のなかで、「リーグのレベルであるとか」と記者会見の場で言及していた。

 

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