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痛恨のミスが重なり交流戦Vを逃した巨人の原監督は手ごたえを口にしたが…(資料写真・黒田史夫)
痛恨のミスが重なり交流戦Vを逃した巨人の原監督は手ごたえを口にしたが…(資料写真・黒田史夫)

「ミスが目立つようじゃ勝てん」なぜ巨人は交流戦で優勝できなかったのか…悪送球に気付かず一塁を走り抜けた大城の痛恨ミス

 また交流戦では、3番で起用されながら、この日、4打数2三振ノーヒットに終わり、ここ5試合で、打率.214、打点ゼロと調子を落としている秋広にも苦言を呈した。
「素材としては素晴らしい。点ではなく幅で打てるのも魅力。駒田(現3軍監督)の現役時代を彷彿させる楽しみな選手だ。だが、上半身だけでバットを振っているのが、課題。いい時に比べてフォームが崩れている。こういう点をコーチがチェックしてやらないとダメだ」
 それでも、交流戦を6連勝を含む、11勝7敗で乗り切り、各紙の報道によると、原監督は「戦力というか、形ができつつある」と手ごたえを口にした。
 交流戦で3戦3勝だった戸郷に加えて、先発に菅野、メンデスが復帰、山崎伊にもメドが立つなどローテ―が充実しはじめ、先発要員だったビーディをセットアッパーに配置転換することで課題のブルペン陣にも安定感が出てきた。
 ビーディ、10試合連続無失点の菊地、中川、オリックスから移籍してきた鈴木と、大勢につなぐ勝利方程式も固まりつつある。1試合の平均失点も、4.1から3.1へ1点も改善している。
 また打線も、まだ暫定ながら4番の岡本が交流戦で8本塁打、19打点の“2冠王”で、打率も.383と好調を維持して軸になっている。この日は、勝負どころで代打を出されたが、丸も、交流戦で5本塁打、坂本も交流戦打率が3割を超えて4本塁打と上向きだ。
 広岡氏も、「だいぶ形にはなってきた」と、原監督と同様に一時の最悪事態を脱出したことは評価している。
「ピッチャ―が落ち着いてきたことが大きい。先発では山崎伊に成長を感じる。少しはチームとしての楽しみが増えてきたかな」
 34勝31敗の貯金「3」で、セ・リーグの3位につけ、首位の阪神とは、5.5ゲーム差。23日からのレギュラーシーズンの再開は、ビジターでの広島との3連戦だ。
(文責・駒沢悟/スポーツライター)

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