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“生ける伝説”グリンキーから逆転の24号2ランを放った大谷翔平は“確信歩き”(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
“生ける伝説”グリンキーから逆転の24号2ランを放った大谷翔平は“確信歩き”(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

「好調の大谷にどの球も決められなかった」将来の殿堂入り有力の“生ける伝説投手”が大谷翔平の24号逆転2ランに脱帽

「どの球も決められなかった。大谷への1球は失投だった。彼は好調だ。今年は、こうしたことが起きている。カーブを多く投げすぎると、相手が打ち始める。今日は(カーブを)投げすぎて、それが起きたようだ。良いチェンジアップを投げていれば、あの打席では、きちんとした結果を出せていたに違いない。(チェンジアップを)5球投げて狙ったところへ行かなかった」
 グリンキーは自分の息子に大谷のサインをもらうなど大の大谷ファンで知られる。2009年にサイヤング賞、同年、2015年に最優秀防御率タイトルを獲得し、ここまで19年間で、14度の2桁勝利をマークしてきた“レジェンド”の失投を招いたのも、大谷が与えたプレッシャーだったのだろう。

 またMLB公式サイトによると、エンゼルスのフィル・ネビン監督も「大谷が、より遠くに打球を飛ばしたからか、あの一発は(ここまでの中で)最も打球音が大きかった。カーブボールを待って、バットの芯で捉えて、かっ飛ばした。ショウヘイにとって素晴らしいシリーズ、素晴らしい遠征となった。自分のチームのスーパースターが立ち上がれば、周りにいる選手全員に多くの自信をもたらすことになる」と絶好調の大谷を称賛したという。
「トラウタニ弾」の“不敗神話”も継続し、ネビン監督も「この2人だけでは試合に勝てないが、2人による連続弾があるとすれば、それは彼らによるものだ。彼らはチームを長く引っ張っていくことができる」と笑いが止まらなかった。
 MLB公式サイトによると、6月に入って9本塁打、20打点と、絶好調の大谷の本塁打は、52本の量産ペースだという。

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