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躍進を続けている森保ジャパンと比較され韓国代表を率いるクリンスマン監督が猛烈な逆風を受けている(写真・AP/アフロ)
躍進を続けている森保ジャパンと比較され韓国代表を率いるクリンスマン監督が猛烈な逆風を受けている(写真・AP/アフロ)

「韓国とは対照的に日本は世界が無視できない強豪国に」韓国メディアがドイツ、トルコ撃破の森保Jと対比してクリンスマン監督を猛烈バッシング

 初勝利から一夜明けて、さらなる批判が各方面から浴びせられたなかで、クリンスマン監督が国内組の選手たちとともに14日に帰国すると一斉に報じられた。
普通の国ならばニュースにならない。しかし、クリンスマン監督の場合は国内常住を反故にした事情があった。今回の遠征後も、当初は今シーズンにナポリからバイエルンへ移籍した守備の要、キム・ミンジェ(26)が出場を予定している15日のレバークーゼン戦を視察。そのままヨーロッパに滞在し、他のヨーロッパ組の状態もチェックする予定だった。
 クリンスマン監督の突然の方針変更を、前出の『Sports World』は「さらに悪化した国内世論を意識したものと見られるが……」と一刀両断した。
「国内常住の約束を破って批判を受けたクリンスマン監督は、韓国Kリーグを視察しないという指摘も受けていた。そこで10月の国際親善試合へ向けたメンバーの選考へ向けて、Kリーグの選手たちを先に確認する業務を今日のスタッフ会議で決めた。サウジアラビア戦で初勝利をあげ、あえてスケジュールまで変更して帰国を選択した形だが、あまりにも多くの論争を起こし、ファンに背を向けられている状況で信頼を回復するのは難しい」
 同メディアによれば、代表メンバーの発表会見も実施しないケースが多かったクリンスマン監督が、帰国する仁川国際空港で韓国メディアのインタビュー取材にも応じるという。代表の技術顧問を務めていた元代表のレジェンド、チャ・ドゥリ氏(43)が今遠征からコーチとして緊急入閣した件を含めて、指揮官自身も危機感を抱いているのだろう。
 10月にも国際親善試合が組まれており13日にチュニジア、17日には元日本代表監督だったフィリップ・トルシエ氏が(68)が率いるベトナム両代表といずれも国内で対戦する。11月からは中国、タイ、シンガポールもしくは、グアム各代表と同じグループに入ったW杯のアジア2次予選が始まる。クリンスマン監督は失いかけている信用を取り戻すことができるのだろうか。

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