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前半17分に乱暴な行為を働いたDF西尾隆矢が一発レッドで退場。日本は10人の戦いを余儀なくされた(資料写真:長田洋平/アフロスポーツ)
前半17分に乱暴な行為を働いたDF西尾隆矢が一発レッドで退場。日本は10人の戦いを余儀なくされた(資料写真:長田洋平/アフロスポーツ)

「日本はマナー違反のサッカーで中国に勝った」パリ五輪最終予選で22日に対戦する韓国メディアが一発レッドの退場者を出したU-23日本代表の戦いをチクリ

 柏レイソルの下部組織からトップチームを介さずに、ポルトガルの強豪ベンフィカのU-23チームへ移籍。6年目を迎えているホープの大活躍に、日本のX(旧ツイッター)上では深夜にもかかわらず「小久保玲央ブライアン」がトレンド入りした。韓国メディアの『Yonhap News』も、日本の勝因に小久保が連発したファインセーブをあげている。
「日本のセンターバック、西尾隆矢がとんでもないファウルで退場になった前半17分を境に、試合の流れは中国に傾きかけた。数的優位に立った中国は猛攻を仕掛けるも、アタッカー陣のフィニッシュは鈍かった。しかし、それ以上に無失点に封じた日本のキーパー、小久保玲央ブライアンが連発したセーブは目を見張るものがあった」
 今夏のパリ五輪出場をかけたアジア最終予選を兼ねた、23歳以下のアジアチャンピオンを決めるAFC・U-23アジアカップには計16カ国が参加。日本はグループBで中国、UAE(アラブ首長国連邦)、そして韓国とのグループリーグをまず戦う。
 アジア大陸に与えられた五輪切符は最大4枚。4つのグループの上位2か国が進出する決勝トーナメントを勝ち抜き、決勝へ進出した2カ国と3位決定戦の勝者が自動的にパリ行きを決め、4位の国はアフリカ4位のU-23ギニア代表との大陸間プレーオフに回る。
 国際サッカー連盟(FIFA)は9日に、大陸間プレーオフを今大会の3位決定戦から1週間後の5月9日に、フランス・パリ近郊のクレールフォンテーヌ国立サッカーセンターで、一発勝負の形で実施すると発表した。いずれにしても過酷な道のりとなる。
 もっとも、中国は実力面で日本と韓国に劣っている現状を認めている。中国国内でアクセス数を急増させている新興メディア『澎湃新聞』は、U-23中国代表が入ったグループBを「死の組」と位置づけ、その上で10人の日本に零封負けした初戦の結果を非難しないどころか、チェン・ヤドオン監督の試合前のコメントをあらためて伝えている。
「われわれのグループの対戦相手はアジアの強豪国ばかりで、特に日本と韓国はオリンピックに連続出場していて、この世代において技術面でも戦術面でも圧倒的な強さを証明している。希望と困難の両方が存在しているなかで、もちろん困難の方がはるかに大きい。われわれの選手たちに求めているものは非常にシンプルだ。落ち着いて、普段通りのレベルとメンタルでプレーするなかで貴重な経験を積んでもらうことだ」
 続けて行われたグループBのもう1試合では、U-23韓国代表が1-0でU-23UAE代表を下し、日本とともに首位に立った。UAEと対戦する19日(日本時間20日)の結果次第では、決勝トーナメント進出が決まる可能性もある日本だが、10人の戦いで必要以上に体力を消耗した上に、西尾には数試合の出場停止が科されるおそれもある。
 今大会に招集されている本職のセンターバックは4人。過密日程下での選手のやり繰りも頭に入れながら、まずは中2日で迎える次戦へ心身のコンディションを整えていく。

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