
「まるでピエロ。ロバーツ監督は自分が何をしたかわかっているのか?」5回ノーノーの大谷翔平を交代させて逆転を許したドジャース指揮官の継投ミスに米SNSが大炎上
だが、米SNSはロバーツ監督の采配を巡って大炎上した。
米誌「スポーツイラストレイテッド」は、「ドジャースのロバーツ監督が大谷をノーヒットノーランの途中で交代させてネット騒然」との見出しを取り、ドジャースの専門サイト「ドジャースネイション」のXにポストされたSNSの投稿の一部を紹介した。同サイトのXでは「この交代に反対か?賛成か」との意見を募っていた。
「ロバーツって本当にピエロだな。こいつは自分が何をしているのか本当に分かっているのか?」
「ロバーツは投手を交代させるタイミングが本当に下手だ。“WroBLOWski(※ロブレスキーをもじった皮肉)”が満塁にした時点で下げるべきだった」
「今シーズンはあと12試合しかなく、プレーオフが間近なのに大谷のイニングを制限する意味がわからない。少なくとも6回は投げさせろ。ブルペンか、それとも監督か、どっちが悪いのか」
「大谷の球数や信頼できないブルペンを考えれば、大谷をあと1イニング投げさせなかったことに弁解の余地がない」
「これが我々がロバーツにイライラする理由だ。試合の流れを感じろ。大谷はおそらく完投は無理だっただろうけど、あと1イニングくらいなら投げさせることはできたはずだ」
あと1ニング続投させるべきだったという意見が多かった。
同記事も「大谷が仮にノーヒットを続けていたとしても9回まで投げ切る予定ではなかったにせよ、あれほど圧倒的な投球をしていたのだから、少なくとも6回のマウンドに上がらせるのは理にかなっていたはずだ。特にブルペンの状態を考えればなおさらである」との見解を示した。
ロバーツ監督は、山本が9回二死までノーヒットノーランを続けていた6日のオリオールズ戦でも、あと一人で本塁打を浴びて記録が途絶えると、交代を告げて、それが悪夢の逆転劇につながるなど、継投ミスが目立っている。
ロバーツ監督の采配問題は、世界一連覇を狙うポストシーズンの戦いへ向けてドジャースにとっての火薬庫になりそうである。