
前日計量時の王者のタドゥランと重岡銀次朗。会見などでも異常は見られなかったが…
「自分で呼吸ができるようになった。数値は悪化していない」開頭手術を受け意識不明の重岡銀次朗の容態を兄の優大がSNSで報告…対戦した王者タドゥラン陣営も「早く元気に」とメッセージ
また対戦したタドゥランとプロモート契約をしているビバプロモーションもフェイスブックで「重岡銀次朗の健康状態の前向きな報告がありました」と優大のインスタの一部を引用して紹介した。そして「引き続きの重岡銀次朗の健康回復のためのご祈念をよろしくお願いいたします」と呼びかけた。
試合の2日後にも「早く元気に!戦い続けて下さい!」とメッセージを送っていた。
フィリピンメディアのデイリートリビューンによると、タドゥランのマネージャーであるククイ・エロルデ氏は、判定が出た直後にリング上で重岡の健闘を称えて握手をしたが、「その手は震えていた」という。
兄の優大がフィリピンのエロルデ氏のジムで合宿を張るなど、重岡兄弟との親交があるため、なおさら心配で、なにより2度対戦したタドゥラン自身が、容態を気にかけて思い悩んでいるという。同メディアは、タドゥランも含めて陣営が心から回復を祈っていることを伝えた。
ワタナベジムの渡辺会長は、「今後の容態等に関する公式な発表につきましては、JBCの指導のもと、JBCを通じてのみとさせていただきます。何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます」ともリリースに付け加えている。
意識が戻ることを祈るしかない。
1 2