メジャー挑戦を表明した横浜高の織田翔希をドラフトで強行指名する球団はあるのか?(写真・スポーツ報知/アフロ)
「強行指名の球団が出てくる可能性はある」メジャー挑戦表明の横浜高157㎞右腕の織田翔希を22日のドラフトでサプライズ指名するNPB球団はあるのか…元ヤクルト編成部長の見解は?
松井氏が指摘したように今から14年前に前例はあった。大谷はドラフト4日前に花巻東高で会見を開き、「アメリカでプレーさせていただくことを決めました。(NPBを経ずに)最初から行きたいという夢があった。若いうちから行きたい気持ちが強かった」とメジャー挑戦を表明した。織田と同じパターンだ。
だが、日ハムが強行指名。当時の栗山監督が直接訪れ、フロントは綿密な育成プランを提示して、大谷の気持ちを動かして、12月9日に急転、日ハム入りを決断した。
また一方で昨年のドラフトでは、ソフトバンクと横浜DeNAがメジャー挑戦を希望していたスタンフォード大の佐々木麟太郎を1位でサプライズ指名。ソフトバンクが交渉権を引き当てたが、メジャードラフトの結果、フロリダ・マーリンズに8巡目指名され、全体の235人目という決して高い評価ではなかったにもかかわらず佐々木はマーリンズを選択。ソフトバンクは待たされたあげく1位の枠を棒にふった。だが、豊富な選手層を誇るソフトバンクにとって大きな影響はなくリーグ3連覇を成し遂げている。
強行指名には大谷のような成功例もあるが佐々木のような失敗例もある。
松井氏も「1位で投手にしろ、野手にしろ、即戦力、あるいは将来主軸を任せることができるような戦力を求めて、それがチームの編成に大きな影響を及ぼしてしまうようなチームであれば、こういう賭けには出られない。ただ余裕があるチームであれば勝負する価値のある逸材だと思う」と付け加えた。
横浜高ではドラフト当日の会見に織田を出席させるかどうかは未定だとしている。
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