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ビシェットは昨季のワールドシリーズ第7戦で大谷翔平から先制3ランを放ち引導を渡した(写真:Imagn/ロイター/アフロ)
ビシェットは昨季のワールドシリーズ第7戦で大谷翔平から先制3ランを放ち引導を渡した(写真:Imagn/ロイター/アフロ)

ワールドSで大谷翔平に引導を渡したビシェットがメッツと3年約199億円の大型契約で合意…ドジャースとのタッカー争奪戦に敗れた直後に緊急方向転換…守備位置問題は三塁へコンバート

 ブルージェイズからFAのボー・ビシェット内野手(27)がメッツと3年総額1億2600万ドル(約199億円)で契約合意した。16日(日本時間17日)、米サイト「ジ・アスレチック」のウィル・サモン記者が第1報を伝え複数のメディアが報じた。1年目、2年目のオフにオプトアウト(契約破棄)が可能な好条件で、その際に500万ドル(約8億円)の追加ボーナスが手にできる。メッツはカイル・タッカー外野手(28)の争奪戦でドジャースに敗れたが、すぐさま方向転換し、ビシェット獲得に成功した。

 1年目、2年目にオプトアウト(契約破棄)可能の好条件

 タッカー争奪戦でドジャースに敗れたメッツがすぐさま方向転換して逆襲に成功した。ブルージェイズからFAの大物内野手であるビシェットとの契約合意を複数のメディアが報じた。
 3年の短期だが、年俸換算(AAV)では4200万ドル(約66億4000万円)となり、これは、フィリーズのザック・ウィーラーと並んでメジャー史上で6番目に高い数字となった。
 USAトゥデイのボブ・ナイチンゲール記者によると、ビシェットに関してはフィリーズが7年2億ドル(約316億円)の長期契約をオファーし契約合意まじかと見られていた。だが、年俸換算でいえば45億円だったフィリーズのオファーに対してメッツは3年の短期ながら、年俸換算では66億4000万円と大きく上回る契約をオファー。しかも1年目、2年目にオプトアウト(契約破棄)可能でトレード拒否権までついている破格の好条件を提示して、ビシェットをハートをつかみとった。
 メッツのショートストップには、かつて大谷翔平とMVP争いをしたフランシスコ・リンドーアがいてビシェットがどこを守るのか、という問題が浮上している。しかし、MLBネットワークのジョン・モロシ記者は、ビシェットが三塁を守る可能性が高いと伝えた。
 メッツの三塁は、ブレッド・バティだが、バティは二塁や左翼を守った経験があり、一塁も含めた複数ポジションを守る立場に追いやられるという。米サイト「トレード・ルーマーズ」は、「ビシェットとメッツにとっての最大の論点は、三塁守備にどこまで適応できるかだ」とした上で、こう解説した。
「ビシェットが遊撃手としての守備に課題があった主因は守備範囲の狭さだった。決して強肩タイプではないが、送球の平均球速という点では、ほぼリーグ平均に近く、横方向の動きが極端に乏しかった点に比べれば、はるかにマシ。昨季の三遊間からの送球の平均球速は82.3マイル(約132.5キロ)で平均よりはやや下だが、入れ替わる予定のバティは、81.2マイル(約130.7キロ)よりは地肩で上回っている。三塁でプラス評価の守備を見せるとは限らないが、平均レベルの守備に彼の打撃力と健康状態が組み合わされれば、オールスター級の貢献になる可能性は十分にある」

 

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