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日ハムからFA移籍の松本剛が「2番・センター」で躍動した(写真・スポーツ報知/アフロ)
日ハムからFA移籍の松本剛が「2番・センター」で躍動した(写真・スポーツ報知/アフロ)

FA松本剛が巨人に持ち込んだ”新庄野球”が虎撃破の理由だ!

巨人が開幕戦で阪神を3-1で下して好発進した。先発のドラフト1位の竹丸和幸(24)が6回を1失点に抑える好投で球団史上初めて新人開幕勝利、4番に抜擢された新外国人のボビー・ダルベック(30)が来日1号を放った。そしてバイプレーヤーとして最高の活躍を見せたのが「2番・センター」でスタメン出場した松本剛(32)だ。日ハムからFA移籍した松本の”新庄野球”が「巨人を変えるのではないか」との専門家の声もある。

 1回に11球粘って四球を選びエンドラン成功の下地を作る

 巨人の新戦力が躍動した。
 ドラフト1位の竹丸が6回を3安打1失点に抑える好投を見せ、新外国人のダルベックが4回にバックスクリーンに来日1号。勝利方程式の大勢、マルティネスが、開幕に間に合わない状況の中で日ハムを自由契約になった北浦が8回を3人でピシャリと締め、3-1のスコアで連覇を狙う阪神を振り切った。
「竹丸?素晴らしいのひとこと。効果的に点が取れた。先制点が取れたのが大きかった。新しくチームを作っていく。これをモットーにスタートしている。また明日もいい準備をしていきたい」
 阿部監督は「新しいチーム」とのキーワードを口に出した。
 現役時代にタイトル獲得経験のある評論家の一人は「巨人の新戦力の中でも松本の仕事が大きかった」と指摘した。
 1回に村上から1番に起用されたキャベッジがいきなり先頭打者アーチをライトスタンドへ叩き込んだ。そして2番の松本が11球も粘って四球を選んだ。松本は続く泉口のカウント1-0からの2球目にスタートを切った。泉口がライト前へ弾き返してエンドランが決まり、無死一、三塁の追加点機を演出。4番のダルベックはショート併殺打に倒れたが、その間に松本がホームを踏み、1点を追加した。
「松本が11球も投げさせて四球を選んだことで村上は泉口にストライクを取らざるを得ない状況を作った。しかもここで阪神バッテリーは初球がボールになるミスを犯した。次は100%ストライクを取りにくるシチュエーション。巨人ベンチも動きやすかったし、当然ボールも甘くなる。松本が作った舞台」とは前出の評論家の分析。
 松本は3回にはアウトになったがセーフティバントを試みた。
 6回には一死からライト前ヒットを放ち、泉口のレフトフェンス直撃の二塁打で、また二、三塁の追加点機を演出した。 
 ダルベックは三振に倒れたが、そのタイミングで松本はスタートを切っていた。あやうく坂本からの送球でアウトになりかけた。ただここでもギャンブルに近いスタートを切るなど、走塁面で阪神にプレッシャーをかけていたのだ。

 

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