大ピンチから急転!「亀田興毅君は責任を持って絶対にやる。できなければボクシング界で生きていけない」6.6「SAIKOULUSH」愛知大会はABEMA配信決定で開催へ…今週中に正式決定
プロボクシングの元3階級制覇王者の亀田興毅氏(39)がファウンダーを務める「SAIKOULUSH」の6月6日、愛知大会の開催が確実となった。資金ショートによりキルギス大会が中止となり、今大会も開催が危ぶまれていたがその亀田氏から連絡を受けたメインでV2戦を行うIBF世界フライ級王者の矢吹正道(33、緑)の陣営関係者が21日までに「亀田君は責任を持って絶対にやる。できなければ今後ボクシング界で生きていけないことをわかっている」との見通しを明かした。ABEMAの配信決定が“追い風”となり、ほぼ全カードが実施される方向で今週中にも正式決定する。
ほぼ全カードを予定通りに実施
大ピンチだった亀田興毅氏の「SAIKOULUSH」愛知大会(6月6日・愛知県国際展示場)の開催が、急転、確実となった。
亀田氏から連絡を受けた矢吹陣営の関係者が、「亀田君は責任を持って絶対にやる。できなければ今後ボクシング界で生きていけないことをわかっている」との見通しを明かした。
同関係者によると亀田氏は、最も不安な立場にある矢吹本人とは、直接連絡を取り合い「開催に目途が立った」ことを伝えているという。
5月23、24日に予定されていたキルギス大会が直前の17日になって中止となった。米国とイランの国際紛争の影響を受けた経済情勢の悪化により、現地における興行、設営コストが想定以上に高騰し、資金がショートしたのが理由。キルギス大会では、亀田京之介(MR)が出場するWBA世界フェザー級暫定王座決定戦、佐野遥渉(LUSH)がWBA世界スーパーフライ級暫定王者に挑む世界戦が予定されていた。
その状況を受けて6月6日の愛知大会の開催が危ぶまれた。
メインはIBF世界フライ級王者の矢吹が同級3位のレネ・カリスト(メキシコ)を迎え討つV2戦で、「SAIKOULUSH」が入札で落としたIBF世界スーパーフライ級王者のウィリバルド・ガルシア・ペレス(メキシコ)と同級3位のアンドリュー・モロニー(豪州)の指名試合、元2階級制覇王者の“悪童”ルイス・ネリ(メキシコ)対元3階級制覇王者の“問題児”ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)の注目カード、そして“パッキャオ2世”として期待がかかるケネス・ラバー(フィリピン)とマイケル・アンジェレッテイ(米国)とのIBF世界バンタム級挑戦者決定戦という豪華なラインナップが組まれていた。ファイトマネーを含めてキルギス大会よりも、運営コストはかかる。開催は暗礁に乗り上げていた。
亀田氏は18日に声明を発表。
「キルギス大会が中止となった現状を受け今後の興行をSAIKOULUSHとして安全かつ確実に開催できる状態にあるのか、現在LUSH側と急ぎ協議を行っております。楽しみにしてくださっているファンの方々や日々研鑽を重ねる選手たちに対し、今この場で『間違いなく開催します』と言い切れない現状が、ファウンダーとして非常に心苦しいです」
開催中止を示唆した上で「現状は決して楽観視できる状況ではございませんが、残された時間の中で迅速に協議を進め、愛知大会の開催可否を含めた今後の方針につきまして改めて皆様に発表させていただきます」との方針を明かしていた。

