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DH部門で2年連続の全米球宴出場を決めた大谷翔平は自らを祝福する19号ソロを放つ(写真・アフロ)
DH部門で2年連続の全米球宴出場を決めた大谷翔平は自らを祝福する19号ソロを放つ(写真・アフロ)

全米メディアは大谷翔平の逆転球宴出場決定をどう報じたか…次なる焦点は11日発表の投手部門“二刀流実現可否”と本塁打競争

オールスターの選出メンバーを発表したESPNも「MLBがオールスターゲームの先発メンバーを発表し、エンゼルスの大谷、トラウトが道を開く」との見出しを取り、「(先発に)入ったのは?大谷だ。入らなかったのは?アルバレスだ」と、最後まで僅差の争いだったことを伝えた。

 記事は「アストロズの左の強打者、アルバレスは、メジャーリーグでOPSと長打率でトップに立ち、金曜日の試合までに打率.312、出塁率.410、長打率.665で26本塁打をマークしている。だが、エンゼルスの二刀流スター大谷は、ファン投票の第2ラウンドで彼を上回り、オールスターゲームで2年連続先発の任務を得た。昨年、大谷はア・リーグの先発投手の座もつかんだ」と紹介。

「第1ラウンドの投票の後、野手の各ポジションは最終候補2人に絞られて、新たな投票が始められた。大谷は得票率52%で、日曜日に発表される全選手に控えメンバーとして選出されることは間違いないアルバレスは48%だった」と記した。

 MLB公式サイトは、「ヨルダン(アルバレス)は指名打者部門でわずかに足りず大谷に次いで2位」と大谷とデットヒートを繰り広げたアルバレスの落選にフォーカスした。

 記事は、「アストロズで(アルトゥーベ以外で)オールスターの最終候補だったアルバレスは、大谷が得票率52%対48%で接戦を制したことで、ア・リーグの指名打者の先発に選出されなかった。アルバレスのOPS(1.075)、長打率(.665)はメジャートップで、彼は控えメンバーでキャリア初のオールスター選出を得る可能性が高い」と分析。

 二塁手として選出されたアルトゥーベの「彼(アルバレスが)はあの場所(オールスター)にいることは100%だ。彼は先発メンバーには入らなかったが、最終的には、あの場にいるし、彼がプレーして何本か本塁打を打つことを願っている」というコメントを紹介した。またアストロズのベイカー監督も「あれほど若い選手で、ショウヘイに次いで(ファン投票で)2位に終われたことは彼にとって素晴らしい栄誉だろう」と語ったという。

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