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元ヤクルト編成部長、元阪神スカウトでノムさんの“元右腕”が選ぶ「2022年のドラフトで本当に獲得すべき10人」
元ヤクルト編成部長、元阪神スカウトでノムさんの“元右腕”が選ぶ「2022年のドラフトで本当に獲得すべき10人」

明日開催!7球団が1位指名公表の“異常ドラフト”で「本当に獲得すべき10人」とは?

「その身体能力と野球センスは群を抜くものがある。では今投手、野手にそれぞれに分けてドラフト1位でかかるかと言えばそうではない。入る球団によって現場は起用法に戸惑うかもしれないが、大谷翔平を育てた実績のある日ハムが1位指名を公表した。ここはマッチすると思う。古い話で恐縮だがリリーフからスタートして野手に転向後、首位打者をとった元近鉄の永淵洋三さんの姿が重なる」
 松井氏が「怪我もあって結果が出始めてまだ1年。大学生として未完成だが、球種も多く指にかかった150キロ級の直球には惚れ惚れするものがある。素材として将来のエース候補」と買っているのが、楽天が1位を公表した立教大の荘司だ。
 高校生投手では、広島が1位指名を公表した斉藤が1番手。
「即戦力が欲しい広島が大学、社会人ではなく彼を1位指名する値打ちのある投手。188センチもありながら、まとまっていてリリースが安定。体が捕手に向かって動きラインに乗る」
 今夏の甲子園を沸かせた近江高の山田陽翔は投手としてリストアップ。
「プロでも中心選手になり得る重要な要素であるリーダーシップを買う」
 痛めた肘の状況次第で京都国際高の大型左腕の森下瑠大(左/左、180/75)と「体のバネとやわらかさがある。独特の腕の使い方をして三振をとれる投手。まだ安定感はないが、もっとスピードは出るだろう」という盛岡中央高の最速152キロの齋藤響介(右/右、177/72)に注目しているという。
 一方の野手では、やはり甲子園で打率7割、5本塁打で存在感を示した浅野がトップ評価。総合的に見ても曽谷と双璧だと松井氏はランク付けした。
「体が出来上がっているので出てくるのに時間がかからない。あれだけのバットスイングの速さがあれば、身長は問題にならないし、野村克也さんがいつも“バッターは8割タイミングや”と言っていたが、どのボールに対してもタイミングの取れるセンスは天性。右で長打を打てる打者はどの球団も補強ポイントでヤクルトの村上のように3年でレギュラーを取る可能性がある」
 西武が1位指名を公表した早大の蛭間については、「早慶戦でサヨナラ本塁打を打った入学時に比べて打撃を崩している点が気にはなるが、肩、足を含め素材としてはトップ級」と見ている。
 今回のドラフトは野手に人材が揃っているのが特徴。「チームごとに必要なタイプが分かれる。どうマッチする選手を取るかのドラフトになるかも」というのが松井氏の見解。
 ソフトバンクが1位指名を公表した大型遊撃手のイツアも今ドラフトのトップ10の1人。
「規格外の身体能力。スローイングがいい。打撃はヘッドが右足の前に出てくる。この位置が後ろにある打者は壁が崩れるが、彼は壁が崩れない。フォロースルーが大きいのも天性の長距離ヒッターの証。どうなるか楽しみな逸材」

 

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