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元ヤクルト編成部長、元阪神スカウトでノムさんの“元右腕”が選ぶ「2022年のドラフトで本当に獲得すべき10人」
元ヤクルト編成部長、元阪神スカウトでノムさんの“元右腕”が選ぶ「2022年のドラフトで本当に獲得すべき10人」

明日開催!7球団が1位指名公表の“異常ドラフト”で「本当に獲得すべき10人」とは?

 将来性で言えば、浦和学院の強肩、強打の大型遊撃手の浦和学院高の金田優太(右/左、181/79)も「スケールが大きい。投手で143キロを出した肩も魅力」と評価する。地元のロッテが熱視線を送っている。日本航空石川高の体重100キロの巨漢スラッガー内藤鵬(右/右)も「とっておきたい右の長距離砲」と松井氏。
「パ向きだろうが、左肩が開かずスイングスピードはプロ並み」
 即戦力の野手としては、立教大の大型二塁手の山田健太(右/右、183/88)、中央大の大型外野手、森下翔太(右/右、182/90)の名前が挙がっているが、「この2人は共に近年潮流のフライ革命のアッパースイングに取り組んでいるが、プロのスピードに対応できるか疑問。森下は肩が強いが山田の足の運びや身のこなしのレベルはトップ級ではない」と厳しい評価。
 むしろ外野のスラッガーでは「タイミングがずれても取り返す柔らかさかがある」という中京大の澤井廉(左/左、180/102)に目をつける。
 二遊間を守る“小兵”のスピードスタータイプの筆頭は亜細亜大の田中幹也(右/右、166/65)だ。同タイプに天理大の友杉篤輝(右/右、171/68)がいる。
「2人共に走攻守が揃いスピードはある。キレと足なら田中。スイングスピードなら友杉。2人とはタイプは違うが、バットコントロールに幅があり、しぶとさで実戦的なのは明治の村松かもしれない」と明大の二塁手、村松開人(右/左、171/80)を候補に付け加えた。
 また捕手では大学通算26発の名城大の野口泰司(右/右、180/94)、高校通算38発の大阪桐蔭高の松尾汐恩(右/右、178/76)の2人がリストアップされた。
「野口、松尾ともに強肩でクイックスローができてキャッチングもいい。松尾は体ができてくることが成功の条件になるだろうが、スイングスピードがあり、巨人、中日で活躍した中尾孝義のイメージが重なる」
 1位指名の事前公表連発の2022年のドラフトにどんなドラマが待ち受けているのか。運命のドラフト会議は20日午後5時スタートだ。
(文責・RONSPO編集部)

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